九州の原木相場、杉柱・中目材は高値安定

大分県日田地域と宮崎県都城地域で杉丸太相場が高値横ばいで推移している。柱適寸丸太、4メートル中目ともに1万4,000円(立方メートル)程度がつく。桧土台取りは高値2万円台に達している。

セイホクテック 宮城に集約化

セイホクグループで2×4事業を行っているセイホクテック(東京都)は主力工場である茨城事業所の閉鎖を決めた。SPF材の高騰で事業採算性が悪化しており、今後は宮城事業所へ一本化する。

米国産米松丸太3ヵ月続落

大手製材工場向け米国産米松丸太の11月積み輸出価格は全品種、前月比50㌦安となり、3カ月連続で低下した。ただ、2年前の2016年11月積みに比べるとなお70ドル高く、高値圏には変わりがない。

ソヤノウッドパワー 木質バイオマス発電が起工式

ソヤノウッドパワー(長野県塩尻市)は10月29日、木質バイオマス発電所の起工式を開いた。産学官連携により木材加工と木質バイオマス発電を併設した県内初の大型集中加工施設を建設し、林業再生や地域活性化を目指している。

コリンド 3期連続の赤字

インドネシアの塗装型枠用合板メーカー・コリンドが窮地に陥っている。3期連続の赤字が確定したため、23日からKAS(カス)工場の生産を停止した。

鈴鹿木材 インベスの原木輸出業務継承

鈴鹿木材(三重県鈴鹿市)は、1日付で親会社インベス(同)の原木輸出業務を吸収分割で継承した。国内外双方の原木需要に、より迅速に対応することが狙い。

ポラテック 10月度の構造材加工は3.9%減

ポラテック(埼玉県越谷市)のプレカット事業は、10月度の構造材加工実績が11万1778坪(前年同月比3.9%減)となった。おう盛な需要はあるものの、天候不順による工程の遅れや労働力不足もあった。