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ネットイーグル、CAD/CAMで超える生産性の壁
・拡大する2×4市場、軸組プレカット参入相次ぐ |
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2×4市場へ参入する木造軸組プレカット会社が増えている。プレカット率が頭打ちの木造軸組で同業他社とシェアを争うより、伸びている2×4市場を開拓したほうが、有利と見ているためだ。強気の根拠は、ネットイーグル(福岡県、祖父江久好社長)が開発したCAD/CAMシステム。軸組では当たり前の全自動プレカットだが、機械化が遅れている2×4ではいまだ浸透しておらず、いち早く導入すれば後発の不利を覆せるとの読みがある。(詳細は日刊木材新聞19年2月6日付5面で) |
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国産材時代(10)真の復権に向けて
・第2部国産材加工、新たな発展局面へ
・日本の事情が通じない外材製材の現状 |
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4大外材と言われる北洋材(アカ、エゾ、カラ松)、北米材(米松、米ツガ・ファー類)、熱帯産南洋材、NZ・チリ材(ラジアタ松)の全樹種ともにほぼ産地価格が高騰、製品売価を押し上げてきた。外材は産地輸出価格だけではなく、為替円安と船運賃高が重なり入荷コスト高が製材採算を圧迫している。国産材の場合は、船運賃は山元からの伐採・搬出経費に置き換えられるが、国産材業界でも原木市場買いと山林部直営、さらには伐採・搬出コストによって地域差があり、市場原理が息づいている。今回の特集では、米材、欧州材、北洋材、米ツガ国内挽き等の製材工場の現状や国産材製品を生産している企業・団体を紹介。掲載企業・団体は、協同組合上小林材、影山木材、オオコーチ、西垣林業、西村木材店、かつら木材商店、山長商店、久万広域森林組合、小西材木店。(詳細は日刊木材新聞19年2月7日付3〜7面で) |
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06年の構造用集成材、初の80万m3台
エストニアが躍進 |
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輸入構造用集成材の06年入荷量がはじめて80万立方メートル台に。前年比20%増で、7年連続の前年実績を上回った。供給上位国は中国が落ち着き、フィンランドやエストニアなどが増加。(詳細は日刊木材新聞19年2月10日付1面で) |
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輸入南洋材合板、弱基調
国内メーカーに警戒感台頭 |
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輸入南洋材合板の内外価格が続落。昨年の上昇時と同様のペースで下降線をたどっている。(詳細は日刊木材新聞19年2月10日付1面で) |
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カナダ住宅も減少局面
07〜08年予測で |
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カナダ住宅金融公社は07〜08年のカナダ新設住宅着工需要予測を発表し、06年比で減少が続くとの見方を示した。(詳細は日刊木材新聞19年2月10日付8面で) |
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森林林業基本計画の基本方針を策定
国産材大量利用へ |
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林野庁は5日、森林林業基本計画の基本方針を策定した。木材産業体制整備と国産材利用拡大が柱。平成16年度に1700万立方メートルだった木材供給量を10年後に2300立方メートル(16年度比35%増)、20年後には2900万立方メートル(同70%増)まで引き上げることを目指す。今後、林野庁が打ち出す各種施策の根幹となり、平成20年度からの予算にも強く影響する。(詳細は日刊木材新聞19年2月9日付1面で) |
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クラウスナーGが日本市場へ本格参入
キャンフォーを窓口にWウッド2×4製材を供給 |
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欧州の針葉樹製材大手、クラウスナーグループのフリッツ・クラウスナー最高経営責任者がこのほど来日し、日本市場への本格的な参入を表明した。SPF製材最大手のキャンフォーを通じてWウッド2×4製材(Jグレード)を供給する。同社はドイツに大型製材5工場を持ち、07年の生産見通しは470万立方メートル。今月から傘下全製材工場で2×4製材JAS工場認定も取得していく方針。(詳細は日刊木材新聞19年2月9日付1面で) |
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山大、KD製材工場建設へ
外材から杉へ樹種転換 |
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山大(石巻市、高橋貞夫社長)は今年6月の操業を目指し、月間3000立方メートルのKD生産能力を持つ製材工場を建設する。本社の向かいに約2万平方メートルの用地を取得し、ドイツ製の製材機械と高周波乾燥機を設置する。総工費は約15億円。原料には杉を活用する。(詳細は日刊木材新聞19年2月9日付8面で) |
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東洋プライウッド、中国にポプラLVL工場開設
接着剤メーカーへ技術供与も |
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東洋プライウッド(名古屋市、須藤圭一朗社長)が合弁で中国江蘇省に設立したポプラLVL製造の宿遷東錦木業有限公司の起工式が1月28日に行われた。翌29日には臨沂五林木業新技術有限公司と接着剤製造における技術供与契約を行い、F☆☆☆☆対応の接着剤を生産、LVL工場へも提供していくことで、高品質のポプラLVLを生産する。(詳細は日刊木材新聞19年2月8日付1面で) |
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ブルックフィールド、ロングビューファイバーを買収
北米西岸の私有林大手に |
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米国の総合林産大手ロングビューファイバーと森林・エネルギー大手投資ファンドのブルックフィールド・アセット・マネジメントは5日、ブルックフィールドがロングビューファイバーの発行済み全株式を1株当たり24・75ドルで買収するとの基本合意を発表した。債務肩代わり分あわせ買収総額は21億5000万ドルに。(詳細は日刊木材新聞19年2月8日付1面で) |
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ライブラー、新プレカットCAD開発
菊川鉄工所のマシンに組込む |
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コンピューターソフト開発のライブラー(東京都、池上養一社長)は、プレカットCADソフト「ロビンウッド」を開発、木工機械メーカー菊川鉄工所のプレカット機械に組み込む。(詳細は日刊木材新聞19年2月8日付8面で) |
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ナイスがカネ三の資材部門買収
新会社カネサンで事業継続 |
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ナイスは5日、新潟の中堅木材会社カネ三の資材事業部門を引き受けることで合意したことを明らかにした。(詳細は日刊木材新聞19年2月7日付1面で) |
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石膏ボード15〜20%値上げへ
燃料はじめ原材料の高騰で |
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石膏ボードが3年ぶりに値上げされる。(詳細は日刊木材新聞19年2月7日付1面で) |
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18年は4年ぶり減少
塗り壁など素材が多様化 |
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平成18年(1〜12月)の窯業系サイディングの需給は、生産・出荷とも前年水準を下回った。(詳細は日刊木材新聞19年2月7日付1面で) |
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2×4プレカットに本格参入
4月から月産4000坪体制 |
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けせんプレカット事業協同組合は4月から2×4プレカットに本格参入する。(詳細は日刊木材新聞19年2月7日付8面で) |
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マニルカラ(ブラジル)を本格輸入
天龍木材、外構向けに提案 |
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天龍木材はブラジル産マニルカラ製材を外構材市場に投入していく。(詳細は日刊木材新聞19年2月7日付8面で) |
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ヘム・バル丸太が急騰
中国・韓国の買い旺盛 |
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カナダ、アラスカ産の米ツガ・バルサムファーは中国・韓国の買い意欲が旺盛で、低質材を含めて買いが入り、冬場の玉不足もあって供給タイト感が著しい。(詳細は日刊木材新聞19年2月6日付8面で) |
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島田空板工業協組、一般賃挽き開始へ
低コスト体制生かし需要対応 |
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かまぼこ板=空板(からいた)用材の製材事業を手掛ける島田空板工業協同組合(静岡県島田市、駒形昌利理事長)は今春から建築用材などの一般賃挽き事業を開始することを明らかにした。(詳細は日刊木材新聞19年2月6日付8面で) |
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ファミリーボード、一斉値上げを表明
PB、MDF、造作用LVL現行より5%引き上げ |
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ファミリーボード(東京都、佐藤孟志社長)はPB、MDF,造作用LVLの販売価格を21日より現行価格から5%引き上げる意向を表明した。(詳細は日刊木材新聞19年2月6日付1面で) |
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