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特集:木質単層フローリング(上、中)
・本物の素材感を楽しむ
・こだわりニーズの充足へ |
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単層(ムク)フローリングを昨年に続き、今年も特集する。
戸建て、マンションなど住宅の床部にフローリングが採用されるケースは多い。ただ、住宅価格にもよるが、その需要はムクが担うのではなく、合板基材で薄単板張りのカラーフロアという場合がほとんどだ。数量ではムクは比べ物にはならない。ただし、昨今の居室空間の個性化、住み手の健康志向、住宅の長寿命化からムクへ着目する動きは根強く、その素材感を楽しむ下地は存在する。掲載企業は、名古屋木材、松原産業、岡田木材、佐藤工業、クボデラ、ウッドワン、日本床工事工業、東集、藤島林産、中央木材工業所、中部フローリング、須田製材所、池見林産工業、細田木材工業、江戸川木材工業、ミハマ通商、旭商事、和以美、入江材木店、新協商事、ザイソー橋口、北洋交易、エーディーワールド、池内ベニヤ、グリーンウッド、王子木材緑化。(詳細は日刊木材新聞19年9月28日付4〜7面、29日付4〜7面で) |
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8月の新設住宅、6万3000戸まで落ち込む
建築確認の混乱、表面化 |
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国交省が発表した今年8月の新設住宅着工は前年比43.3%減の6万3076戸とさらに落ち込んだ。改正建築基準法の影響による建築確認の遅れが原因で、7月の着工を下支えした施行前の駆け込みが出尽くし、施行後の混乱が一気に表面化した。(詳細は日刊木材新聞19年9月29日付1面で) |
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ポラテックプレカット部、BC州産ベイツガを見直し
供給基本要件なく代替材へ |
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木造軸組みプレカット最大手のポラテック(埼玉県)プレカット事業部は現在使用しているBC州沿岸産ベイツガ製品を他の品目へ切り替えることを決定した。木造軸組み住宅用資材としての基本的要件にかけているとする。(詳細は日刊木材新聞19年9月29日付8面で) |
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ハイビック、日東木材産業を買収
技術開発力を強化 |
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ハイビック(栃木県小山市、田村光一社長)は26日、FFロケットやTERRA工法で知られる日東木材産業(静岡県浜松市、齋藤幹一郎社長)と資本業務提携し、グループ化した。改正建築基準法など大きな変化が見込まれる中、技術開発力を強化して工務店を支援するとともに、利便性の向上を図っていく。(詳細は日刊木材新聞19年9月28日付1面で) |
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JIS抗菌規格がISOに昇格
内外市場の規模拡大を期待 |
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国内のJIS抗菌規格がISO規格に承認された。対象はプラスチック製品で今後JIS抗菌規格付きの衛生陶器などは国際標準規格に適合した「SIAA抗菌ISOマーク」付き商品として国内はもちろん海外市場でも販売されることになる。(詳細は日刊木材新聞19年9月28日付1面で) |
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北州、アルセコの外断熱システム販売へ
国交省防火認定も取得 |
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北洲(宮城県、村上ひろみ社長)はドイツの大手外断熱メーカーであるアルセコ(ゲティスティンゲン、ハインリッヒ・ブロシェ社長)、マグ(東京都、門脇昇社長)と提携、10月からマグとともにアルセコの外断熱システムの販売を開始する。(詳細は日刊木材新聞19年9月27日付1面で) |
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ストゥーラエンソ、米国子会社を25億ドルで売却
コート紙大手ニューページに |
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ストゥーラエンソ(フィンランド・ヘルシンキ)は21日、同社の米国子会社であるストゥーラエンソノースアメリカ(SENA)を米国のコート紙製造大手ニューページ(オハイオ州)に25億2000万ドル(約18億1600万ユーロ)で売却するとの基本合意を締結した。(詳細は日刊木材新聞19年9月27日付1面で) |
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米国、8月戸建て住宅の年率100万戸割れ
米国新設住宅着工 |
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米国商務省発表の8月の米国民間新設住宅着工戸数は季節調整済み年率で133万1000戸と前月比2.6%減になった。とくに一戸建て住宅は98万8000戸(同7.1%減)と大幅な落ち込みになり、ついに年率100万戸を割った。対照的に集合住宅は大幅な増加を記録。(詳細は日刊木材新聞19年9月27日付8面で) |
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かながわ県産木材加工センター設立
神奈川県産材拠点事業の実施主体 |
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神奈川県が県産材加工流通の再構築を目指して着手した「県産木材供給拠点整備事業」の実施主体がこのほど設立された。事業は順調に行けば平成20年度に機械整備を完了し、21年4月から稼動の予定。事業費は機械設備、建築費等を含め約16億5000万円。(詳細は日刊木材新聞19年9月27日付8面で) |
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挑戦する販売店・根建
ずば抜けた施工力が強み |
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根建(神奈川県)は各種エクステリア材及び外装材の施工販売を主力としている。強みは施工工事まで自社一貫受注できることで、現在も50人ほどの工事業者を常時抱え、「資材販売から工事まで」を基本に事業展開している。今年創業80周年を迎え、各事業ともさらなる多機能化と独自性強化を進めている。(詳細は日刊木材新聞19年9月27日付6面で) |
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会社探訪・クッキングプラザ
ドイツの高級キッチンを輸入販売 |
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クッキングブラザ(大阪市)は高級システムキッチンを筆頭にサニタリー商品やインテリア家具などドイツ製の高級品の輸入販売を手がけている。高級マンションへの商品販売も多く、プランニングから取り付けまで一貫受注も行う。また、輸入キッチンの中にはF☆☆☆☆対応が進んでいない商品もある中、同社では現地メーカーへ働きかけ、扉など全部材がF☆☆☆☆認定済みのシステムキッチンをいち早く実現した。(詳細は日刊木材新聞19年9月26日付2面で) |
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プレカット新時代・佐合木材
構造材から断熱パネル、金物工法にも対応 |
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佐合木材(岐阜県)は山林経営から住宅資材の加工販売、住宅建設や造園、不動産管理まで幅広く手がけている。平成5年からプレカット事業を開始、構造、羽柄、合板加工のほか、断熱材を組み込んだ断熱パネルの製造など、幅広い加工能力が特徴。(詳細は日刊木材新聞19年9月22日付7面で) |
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