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セイホク(東京都、井上篤博社長)は2月25日、石巻工業(宮城県)でバイオマス発電事業に着手することを発表。東北地区から燃料として木屑を集め自家発電する一方、蒸気を工場内乾燥部門などで利用し、化石燃料の消費削減をめざすもので、CO2放出量を年間2万トン削減できる。5月から着工し、来年9月に完工する。発電能力は2300kw/時で、木屑燃料消費量は約5000トン(月間)。発生蒸気は20トン/時。同社は木質廃材を回収してMDFやパーティクルボードの原料とするマテリアル・リサイクルに取り組んでいるが、今回の事業は熱電併給(コジェネレーション)燃料として合板界では初のサーマルリサイクル。(詳細は日刊木材新聞16年2月27日付1面で) |