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長期連載シリーズ「市場と流通」の第2弾として「付売」を取り上げた。「市売」に比べると「好きな時に 好きな物を 好きな量だけ」と顧客ニーズに合致はしているものの、新設住宅着工戸数の減少やプレカット流通の台頭など付売問屋が抱える悩みは市売問屋と同様。付売問屋の現状や生き残りを賭けた戦略をまとめた。特集では、「工務店の創注支援と販売店の売り上げ増進に寄与」シキヤマ宮城、「市場の本当の情報は消費者にある」角繁仙台営業所、「資材販売一本ではやっていけない。木材加工に進出」三幸林産、「品物の種類を増やす、在庫を切らさない」東京新宿木材市場・木材部、「全国ネットの木材製品販売網を駆使、プレカット 金融支援も視野に」日本製紙木材、「地域限定・地域集中に視点を強化」タック建材、「餅は餅屋で物販にこだわる 有力ホームセンターとの取引も」山陽木材、「豊富な在庫とプレカット事業を統合」市岡、「だれから物を買い、誰に売っていくかを模索」ホクザイなどの取り組みを紹介した。(詳細は日刊木材新聞16年5月20日付3,4,5,6面で)
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