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外材原木の入荷は1973年の4689万立方メートルをピークに2003年は1227万立方メートルに74%減少した。特に南洋材の入荷は10分の1以下に激減。米材、北洋材も同様に減少している。国内挽き製材の縮小と軌を一する形で外材原木事業は縮小を余儀なくされた。受け皿である外材製材や合板工場の減少は著しく、一方で中国木材やセイホクグループなど原木問屋を必要としない超大手が台頭。原木問屋に原料供給を依存する需要家の減少に歯止めが効かない。特集では「製材工場好み・情報を持つ」山陽木材、「スーパー原木問屋をめざす」日商岩井住宅資材、「来年、大型船で供給増」土佐、「100万立方メートルの内外産原木取り扱い」日本製紙木材、「色物丸太からEW]村上木材、「ドイツ産米松丸太入荷」石井産業、「安定供給が最大使命」辻井木材、「現地検品でクレームなし」通善商店、「色物集散地として 選木流通に太いパイプ」日商岩井住宅資材名古屋支店、「米材原木商材をコア事業に」江間忠木材、「NZ南島北端産の良質材を扱う」瀬崎林業、「量あってこその選別機能」大建工業などを紹介した。(詳細は日刊木材新聞16年7月21日付け3,4,5,6,7面で)
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