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シリーズ市場と流通・21
支援システム 販売店、工務店の復活目指す
営業、金融、技術面からの支援 |
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総理府の調査では昭和56年に7万3000社あった大工・工務店の事業所数は平成11年には4万6000社まで減少している。一方、市中の住宅資材販売店も主力の販売先の大工・工務店に手持ち仕事がないことや後継者がいないことで倒産や廃業に追い込まれるケースが近年目立っている。今回の特集は販売店や大手建材問屋などが工務店の不得手な営業、金融などの支援をするケースや工法や技術まで含めた支援など様々紹介する。「探客からアフターフォローまで」ナイス、「月次決算公開で体質改善」ハウス・デポ・ジャパン、「販売店を基本に多様なサポート」住環境ネットワーク情報センター、「幅広い支援メニューを用意」ジューテック、「家作りの工程が見える支援機能」山大、「商品力なくして営業力なし」建築市場、「社員がイベントで応援」ミヨシ産業、「住宅保証事業で工務店支援」住宅あんしん保証、「トータル管理ソフト 木材建太郎」飛水コンピューター、「国内最大級の建材データサイト」福井コンピュータなどを紹介した。(詳細は日刊木材新聞17年6月23日付3,4,5,6面で) |
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改正JAS法が成立
流通業もJAS認定業種に |
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今国会でJAS法改正案が可決・成立した。公益法人改革に対応した登録認定機関制度を改善することが主目的で平成18年3月1日から施行する。新制度では製造工程の管理ができるなら、輸入などの流通業者も認定対象となった。(詳細は日刊木材新聞17年6月25日付1面で) |
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東北南部の原木市場、弱含みに拍車
出材増加で値崩れ |
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福島県内の原木は空梅雨で出材が増え、弱含み基調が進行している。一部直材では大台割れもあり、曲がり材や目粗材はさらに売りあぐねている。原木市場関係者は苦しさを指摘する。(詳細は日刊木材新聞17年6月25日付8面で) |
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フィンランド製紙労使紛争、政府調停に再失敗
工場封鎖7月15日まで延長 |
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フィンランド政府は混乱が続く製紙労使紛争収拾にむけ23日を期限とする2度目の調停案を労使双方に提示したが、同日、労組側が再度拒絶した。紙パ工場は工場の封鎖措置を7月15日まで延長した。(詳細は日刊木材新聞17年6月25日付1面で) |
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ニチハとフクビ化学工業が外装・耐震リフォーム推進
リフォーム営業強化で協力体制構築 |
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ニチハ(名古屋市、吉田哲郎社長)とフクビ化学工業(福井市、八木誠一郎社長)は、リフォーム営業の強化にあたり協力体制を構築。外装リフォームと耐震補強を組み合わせた「外壁・耐震リフォーム」をシステム化し、営業を本格化させている。(詳細は日刊木材新聞17年6月24日付1面で) |
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越智産業、播磨合板福岡営業所の営業権を取得
播磨プライウッドに営業・従業員を引き継いでいく |
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越智産業(福岡市、越智通広社長)は7月1日付けで播磨合板(兵庫県、湯浅利弘社長)福岡営業所の営業権を譲り受け、受け皿子会社となる播磨プライウッド(福岡市、川久保和紀社長)により営業、従業員を引き継いでいくことになった。(詳細は日刊木材新聞17年6月24日付1面で) |
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三協アルミ二ウム工業、アルミ構造耐力壁で大臣認定
木造住宅向けで壁倍率3の強度に |
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三協アルミ二ウム工業(富山県、川村人志社長)は業界で初めて、木造住宅向けアルミ構造の耐力壁(開口部材)として国土交通大臣の認定を取得した。
アルミの耐力壁をサッシと組み合わせ、広い開口部と耐震性を併せもった木造住宅向けの「耐震ユニット」として販売する。壁倍率は3と十分な強度を持つ。(詳細は日刊木材新聞17年6月24日付8面で) |
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日本製紙木材、製・建材部門で業容拡大
新規事業も精力的に立ち上げ |
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日本製紙木材(東京都、棚田悟社長)は今期、一段と製・建材部門の業容拡大を図っていく。より付加価値の高い木材製品流通機能を構築し、集成材メーカーやプレカットを直接的に結びつけた新邸別流通にも注力。木軸プレカット事業の立ち上げも計画している。(詳細は日刊木材新聞17年6月23日付1面で) |
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窯業系サイディング施工士制度
厚生労働大臣認定で正式にスタート |
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日本窯業外装材協会(NYG)が実施してきた「窯業系サイディング施工士資格制度」が昨年9月14日付けで厚生労働大臣認定として格付けされ、この春から正式にスタートした。(詳細は日刊木材新聞17年6月23日付1面で) |
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ハッスラッハードローランド社、付加価値製品分野に注力
日本向け05年度は5万立方メートルを計画 |
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オーストリアの製材大手ハッスラッハードローランド社(ザクセンブルグ)のクリストフ・クルタラ一社長CEOがこのほど来日、日本を重要市場と位置づけ、製材総生産の12〜13%、年間5万立方メートルの日本向け出荷を目指したいと述べた。(詳細は日刊木材新聞17年6月23日付1面
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親善大使舞の海がBC州訪問
カナダツガ・プロモーション報告 |
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カナダツガ・パートナー協会の親善大使である元力士・舞の海氏がこのほどカナダ・バンクーバーを訪問し、カナダツガの現状視察を行った。(詳細は日刊木材新聞17年6月23日付8面で) |
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住友林業が四国森林管理局と調印
2年間で杉・桧4万7000立方メートル |
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四国森林管理局(山根祥生局長)と住友林業フォレストサービス(愛媛県新居浜市、作田公一社長)は22日、住友林業フォレストサービスの四国本社の新居浜において平成17年度の国有林材安定供給システム販売の協定書の調印式を行った。(詳しくは日刊木材新聞17年6月22日付け1面) |
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針葉樹構造用合板、弱含み続く
荷動き不振で流通は口銭泣き販売 |
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国産の針葉樹構造用合板(12ミリ厚)の市中相場が弱含み展開を続けている。(詳しくは日刊木材新聞17年6月22日付け1面) |
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門型ラーメンフレームの全国供給体制を整備
グランドワークス |
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グランドワークス(富山県滑川市、大倉憲峰社長)は、門型ラーメンフレームを通
じたプレカット工場の差別化と、同フレームの供給体制の整備を行うため、同社のHSメタルのプレカットを行う全国57のプレカット工場を対象に門型ラーメンフレーム提携工場を設けていく方針を明らかにした。(詳しくは日刊木材新聞17年6月22日付け1面) |
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南洋材丸太、産地高に追随限界
メランティーレギュラー170ドル台間近 |
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南洋材丸太は木代金がジリジリと値上がりしているが、今後、天井打ちするか、さらに続伸か、見極めが難しくなっている。(詳しくは日刊木材新聞17年6月22日付け8面) |
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中四国ジャパン建材フェア、売上げ・動員、目標上回る
待ちでなく前に出る営業展開 |
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ジャパン建材(東京都江東区、中本敏宏社長)の「第3回中四国フェア」が大阪に続いて18日に広島市で開催され、目標売り上げ10億円、動員1000人をともに上回る13億2000万円、来場者1350人を記録した。(詳しくは日刊木材新聞17年6月22日付8面で) |
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スギヤマ、Hシステム・ニュープレカット機導入
大断面集成材など効率加工 |
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スギヤマ(岐阜県揖斐郡、杉山哲好社長)がプレカット万能機となる「Hシステム・ニュープレカット機」を導入。関連の生産会社でこのほど稼動を始めた。(詳細は、日刊木材新聞平成17年6月21日付1面で) |
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中小型クラスの不動産証券化に着手
ウィークエンドホームズ社と細田工務店 |
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ウィークエンドホームズ社(東京都、森本剛民社長)と細田工務店(東京都、今村民夫社長)と共同で、高い収益性を生み出すデザインを持つ10億円前後の規模の不動産証券化に着手した。(平成17年6月21日付1面で) |
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カナダ西部大手が躍進、04年米加製材トップ10
最大手はウェアハウザー |
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北米産地の製材生産大手ランキングがまとまった。大規模な再編が進んだカナダ西部内陸勢が躍進した。最大手は米加に41工場を持つウェアハウザー。(詳細は、日刊木材新聞平成17年6月21日付1面で) |
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三協プレカット、スリット加工機を導入
耐震ニーズに金物工法で対応 |
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三協プレカット(兵庫県養父市、三木勝彦社長)はHQ金物接合専用のスリット加工機(宮川工機MDS−12)を新たに導入した。金物工法に対応し、幅広く注文を掘り起す。(詳細は、日刊木材新聞平成17年6月17日付8面で) |
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