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商品特集「次世代エンジニアードウッド」
・幅広長尺構造材で、多様な可能性
・客観的な構造強度を明示 |
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エンジニアードウッド(EW)という言葉が日本市場に定着してきた。日刊木材新聞はとくに構造用製材代替となる各種EWについて、その最新情勢をみていく。 構造用製材代替のEWで代表格といえば集成平角、集成管柱、集成土台などの構造用集成材だが、これ以外にもLVL、3層ボード、木製I型ジョイストなどがすでに構造用製材代替として住宅をはじめとした各種木造建築に用いられている。日本ではEWランバーといえば引き続き構造用集成材だが、今後、これに対抗できるEWとして徐々に頭角をあらわしてくると考えられる。掲載企業・団体は、西北プライウッド、ミサワホーム、エインズワース、キーテック、プライムトラス、津山国産材加工協組、ウェアーハウザー・トラス・ジョイスト、エイアンドエムカーペントリー、協同組合レングス。(詳細は日刊木材新聞18年8月26日付4〜7面で)
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マツシマ林工とマツシマ工業合併
新社名は「マツシマ林工(株)」 |
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関西最大規模のプレカットメーカー・マツシマグループは、マツシマ林工(徳島市)とマツシマ工業(京都府)を9月1日付けで合併すると発表した。合併によるスケールメリットを生かすとともに、新たな技術開発の研究に力を入れる。(詳細は日刊木材新聞18年8月26日付1面で) |
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C&H、MDF値上げ浸透に全力
格安の薄物は再値上げへ |
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MDF販売の最大手であるC&H(東京都)は8月22日、9月中にこれまで値上げを受け入れてもらっていない販売先への値上げ達成を終え、10月以降は再値上げを行う方針を明らかにした。(詳細は日刊木材新聞18年8月26日付1面で) |
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吉村製材の製材本部工場
プレナー・ギャングを増設 |
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吉村製材(名古屋市)は、多樹種汎用製材の製材本部工場(名古屋西部港)のリニューアル工事をこのほど完了。プレナーやギャングソーを増設して小割材の加工能力を高めた。(詳細は日刊木材新聞18年8月26日付8面で) |
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大建工業、製造2社にバイオマスボイラー
初年度で4億円の投資効果見込む |
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大建工業(大阪市、井邉博行社長)は24日、製造子会社2社に木屑、廃材などを主な燃料とするバイオマスボイラーを設置することを明らかにした。設備投資額は20億円。重油ボイラーから切り替えることで温室効果ガス(2酸化炭素)の排出量は年間2万7000トン削減できる。昨年の同社グループ6社の排出量の21%に相当する。(詳細は日刊木材新聞18年8月25日付1面で) |
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アラウコ、フォレスタル・ビオビオを買収
丸太不足が引き金に |
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アラウコ(チリ・サンチアゴ市)は18日、フォレスタル・ビオビオを約390億円で買収したことを明らかにした。原料丸太の獲得競争の激化が背景。アラウコはビオビオの持つラジアタ松植林地4万ヘクタールとノルウッド工場を取得し、ビオビオは林産業から撤退する。(詳細は日刊木材新聞18年8月25日付1面で) |
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ストゥーラエンソティンバー、ロシア工場に大型投資
総額4400万ユーロ、生産性と付加価値向上へ |
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欧州最大の林産会社ストゥーラエンソの木材製品子会社ストゥーラエンソティンバーは22日、傘下のロシア西部製材工場に総額4400万ユーロを投じ、生産性向上と付加価値加工の強化に向けた大型設備投資計画を明らかにした。生産能力の拡大、乾燥、プレナー加工の拡充などを目指す。(詳細は日刊木材新聞18年8月25日付1面で) |
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米松製品、値上げ姿勢鮮明に
ネクスト、中国木材いずれも9月から |
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ネクスト(大分県日田市、横山俊英社長)は、9月から米松国内挽きKD羽柄製品(タルキ、根太、筋達、間柱、足場板等)を値上げし、消費地向けで6万3000円を目指す。また米松製材最大手の中国木材(広島県呉市、堀川保幸社長)もドライビーム、KD小割材、Rウッド・ハイブリッドビームの値上げを9月納入分から実施すると発表した。(詳細は日刊木材新聞18年8月24日付1面で) |
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NZ産ラジアタ松、Aソート10ドル高提示
韓国需要旺盛で丸太居所高に拍車 |
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NZ産ラジアタ松丸太に急騰の可能性が出てきた。シッパーは製材用Aソートの産地9月下旬〜10月初旬積みで、10ドル(立方メートル)の値上げを要請。満額値上げが通れば、12メートル材で80ドル(FOB、立方メートル)を超える展開になってくる。(詳細は日刊木材新聞18年8月24日付1面で) |
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スモリ工業、「スモリの家」の実大振動実験を行う
耐震性に加え気密性も確認 |
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スモリ工業(宮城県仙台市、須森明社長)はこのほど、茨城県つくば市の土木研究所で高断熱・高気密住宅「スモリの家」の実大振動実験を公開。耐震性のほか、阪神大震災レベルの地震の前後で気密性がどう変化するかを確かめる気密試験も行った。(詳細は日刊木材新聞18年8月24日付8面で) |
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建材や住設機器、売上げの20%強 |
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17年度取扱高180億円と前年度比で2倍強と飛躍的に利用が伸びたナイス(横浜市、平田恒一郎社長)の「ナイスアドバン」が、18年度も月平均で20億円超に。18年度見込みの250億円を達成しそうな勢いだ。(詳細は日刊木材新聞18年8月24日付8面で) |
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永大産業、設備投資相次ぐ
建具・造作等で11億円超 |
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永大産業は21日、大阪事業所の建具生産ラインにフラッシュプレスを新設するほか、子会社の小名浜合板で造作・収納生産ラインを増強するなど来月から年末に向けて11億円を超える設備投資を行う。(詳細は日刊木材新聞18年8月23日付1面で) |
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独自のハイブリッド工法開発
在来仕口と金物の良さ融合 |
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江間忠グループの木造軸組プレカット会社である江間忠ウッドベース鹿島は、従来の在来仕口加工に金物接合工法を融合させた独自のハイブリッド工法を開始した。(詳細は日刊木材新聞18年8月23日付1面で) |
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アカ松タルキ5万円乗せへ始動
10月めどに実現図る |
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富山県北洋材製材協議会は18日、製品価格の5000〜6000円(立方メートル)値上げに向けた会合を開いた。(詳細は日刊木材新聞18年8月23日付8面で) |
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失速感、一層鮮明に
製材市況も下げ続く |
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米国商務省が発表した7月の米国民間新設住宅着工戸数は、季節調整済み年率で179万5000戸、前月比2・5%減となった。(詳細は日刊木材新聞18年8月23日付8面で) |
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図面見ずにパネル組立
2×4CAD、ケガキ・マーキング改良 |
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ネットイーグルは2×4CAD/CAMシステムのケガキ・マーキング機能を改良し、材料に印字されたケガキ線(取り付け位置)と表示事項に従えば、図面を見なくてもパネルを組み立てられるようにした。(詳細は日刊木材新聞18年8月23日付8面で) |
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テクノウッドワークス、鹿沼に最新鋭プレカットライン導入
従来機は新設する福島新工場に移設 |
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テクノウッドワークス(栃木県鹿沼市、早川孝男社長)は来月、鹿沼工場に宮川工機の最新鋭構造材ラインを追加する。従来機は新設する福島新工場に移設し、トータルの生産能力は月3万5000坪となる。(詳細は日刊木材新聞18年8月22日付1面で) |
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全国初の居室換気不要の大臣認定
ウッドビルド、通気断熱WB工法で取得 |
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通気断熱WB工法で全国展開するウッドビルド(寺島今朝成社長)は、居室への換気扇の設置が不要となる全国初の大臣認定を取得した。(詳細は日刊木材新聞18年8月22日付1面で) |
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新生ウエスタンの組織体制固まる
引き続き日本市場を重視 |
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ウエスタンフォレストプロダクツ(BC州、レイノルド・ハート社長兼CEO)はカスケイディアフォレストプロダクツ買収完了に伴う新組織や日本向けの事業内容を発表した。(詳細は日刊木材新聞18年8月22日付1面で) |
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国産材時代・真の復権に向けて
第1部国産材素材の供給態勢(2) |
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第2回は、材価低迷に関わる林業経営の厳しい実態と高齢化が進む林業の担い手対策などを取り上げる。関東地区で伐出コストの低減に取り組む事例を紹介し、また、地域ルポとして関東や東北で素材生産を行う木村木材工業(埼玉県、木村司社長)を取り上げる。(詳細は日刊木材新聞18年8月22日付4〜7面で) |
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山北プレカット第2工場完成
田辺鉄工製特殊加工機をライン化 |
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山北町木材加工協同組合(新潟県山北町、富樫秀平理事長)のプレカット第2工場が完成。在来・金物両工法に対応可能で、特殊加工機をラインに組み込んで高速・高精度を実現している。(詳細は日刊木材新聞18年8月22日付8面で) |
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ロイヤルハウス、新門型ラーメン開発
木造住宅最強めざす |
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ロイヤルハウス(名古屋市、小屋智裕社長)は“木造住宅最強をめざす”を掲げて新たに門型ラーメン構法「メタルウイング工法」を開発した。(詳細は日刊木材新聞18年8月22日付8面で) |
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三井住商建材、タスマニアに合弁単板工場
マレーシアで合板加工 |
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三井住商建材(東京都、柴田道人社長)は17日、オーストラリア・タスマニア州で合弁による乾燥単板製造会社を設立したことを明らかにした。樹種はユーカリ。パートナーのマレーシアの合板メーカーが自社工場へ持ち込み、主にフロア台板を生産し、日本へ輸出する。(詳細は日刊木材新聞18年8月19日付1面で) |
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BC州、丸太輸出政策見直し
11月に林業省へ報告書 |
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カナダBC州政府、林業省は17日、BC州からの私有林、州有林丸太の輸出について見直し作業を開始したと発表。報告書は11月15日に林業省へ提出される見通し。(詳細は日刊木材新聞18年8月19日付1面で) |
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ノダ、普及品に針葉樹複合基材採用
ラワン比率の低減へ |
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ノダ(東京都、野田有一社長)は基材合板高へ対応するため、今月下旬から製品価格の値上げとともに、普及品フロアへ針葉樹複合基材を採用した製品をリリースする。ノダは高級フロア「クオリア」などで針葉樹基材を採用しているが、普及品フロアへの採用は新たな取組みとなる。(詳細は日刊木材新聞18年8月19日付8面で) |
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清水港木産、プレカットラインの更新完了
渡辺製材とコラボ、効率高める |
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清水港木材産業協同組合(=モクサン、杉山陽一理事長)が進めていたプレカット工場のライン更新が完了し、生産性の高い新機種の導入により、第1工場を組合員の渡辺製材(静岡市、渡辺薫社長)に賃貸、渡辺製材は清水区大曲の本社、工場を移転し、双方のプレカット工場が稼動を始めた。(詳細は日刊木材新聞18年8月18日付1面で) |
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西北プライウッド、構造用LVLが好調
接着剤混入法でAQ認証取得 |
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西北プライウッド(東京都、井上篤博社長)の構造用LVLの生産・販売が軌道に乗ってきた。今月2月の新ライン始動以降、地元を中心に販売活動を展開、すでに月300立方メートルの販売が確立している。現状の引き合いからみて9月には月600立方メートルの販売体制が整う見通しで、目標の1000立方メートルが早くも年内に達成できそうだ。(詳細は日刊木材新聞18年8月18日付1面で) |
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ナイス、茨城物流センターに常設展示場を開設
住宅1棟分の資材供給提案 |
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ナイス(横浜市、平田恒一郎社長)は茨城物流センター(茨城県石岡市柏原工業団地内、敷地面積約5万7700平方メートル)に住まいに関する常設展示場「木と住まいの素適館」をオープンした。(1)構造躯体コーナー(2)住まいの構造改革推進協会(3)ナイスサポートシステム・フルチョイスシステムコーナー(4)木材提案D水回り商品などのコーナー――を設け、コーナーごとに各種提案営業に役立つ情報発信を行っている。(詳細は日刊木材新聞18年8月18日付8面で) |
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