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特集『金物工法』〈1、2、3〉
・改正建築基準法の影響少なく、金物工法は増加傾向
・業界レベルでルール化を
・構造計算で対応に手間取る場面も
・構造材に配慮した意匠設計を |
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日刊木材新聞3月の定型特集では、「金物工法」を取り上げた。本紙では業界アンケートを実施し、金物工法の実態に迫った。
掲載企業は、タナカ、グランドワークス、平田建設、日東木材産業、21世紀住宅研究所、メタルフィット、ポラス、タツミ、カネシン、原工務店、ニューホームシステム、木建技建、スカイ、カナモク、エヌ・シー・エヌ、カナイ、中野工務店、シェルター、ディーファクト、光洋、キーテック、タナカ創研。(詳細は日刊木材新聞20年3月27日付3〜5面、28日付3〜5面、29日付3〜5面で) |
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座談会「金物工法の市場展望」―200年住宅に向けて(上、下)
・「量から質」で変わる位置付け
・金物工法は200年住宅でも利点多い
・独自の仕組みで金物本来の価値を |
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日刊木材新聞では、金物工法特集に関連して座談会を開催した。参加者は、全国木造住宅機械プレカット協会会長の齋藤陸郎氏、エヌ・シー・エヌ社長の田鎖郁男氏、国土交通省住宅局住宅生産課木造住宅振興室長の越海興一氏。(詳細は日刊目材新聞20年3月27日付6〜7面、28日付6面で) |
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小径木資源活かし日本向け強化
・原板、ラミナ、割物完製品の生産開始
・ウエスタンフォレスト |
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カナダBC州沿岸の日本向け製材最大手ウエスタンフォレストプロダクツ(BC州バンクーバー)は、カナダツガ、米松の2次林小径木資源活用を目指し、傘下のソルティア製材工場で日本向けに原板、KD完製品、構造用集成材向けラミナなどの生産に取り組む。小径木素材を原料とした製材はこれまでニューウエストミンスター(NWM)製材工場で行なってきたが、先ごろ同工場を閉鎖、ソルティア工場での代替生産計画を打ち出していた。(詳細は日刊木材新聞20年3月29日付1面で) |
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08年米国新設住宅97万戸まで減少、戦後最低に
・製材需要05年比3000万m3減
・WWPA修正予測 |
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米国西部木材製品協会(WWPA)は26日、08年の米国製材需給についての修正見通しを発表した。米国製材市場は近年にない需要低迷と価格暴落に直面しているが、こうした現状を受けて、極めて厳しい内容に下方修正された。(詳細は日刊木材新聞20年3月29日付1面で) |
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日本製紙、南栄を子会社化
国産チップ集荷を一元化 |
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日本製紙(東京都、中村雅知社長)は4月1日付で子会社のチップ、素材生産販売及び原木センター運営などを行う木材事業会社の南栄(熊本県、内山伸二社長)を日本製紙木材(東京都、岩渕正廣社長)の100%子会社とし、南栄が行っている業務の一部を日本製紙木材に移管することを決めた。(詳細は日刊木材新聞20年3月28日付1面で) |
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山大、国産材の新鋭工場が完成
「宮城の伊達な杉」販売へ |
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山大(宮城県石巻市、高橋貞夫社長)が建設を進めていた国産材新鋭工場「ウッド・ミル」が竣工し、26日市内で披露式が開かれた。高橋社長は「自社林を含めた地域産材をくまなく利用し、最新鋭の機械で高精度な杉製材品を提供するという長年の構想が実った」とあいさつした。山大は同工場の製材品を「宮城の伊達な杉」というブランドで販売する。(詳細は日刊木材新聞20年3月28日付1面で) |
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日本製紙木材、集成材でシーアイウッドと業務提携
十條集成材工場は9月末で閉鎖 |
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日本製紙木材(東京都、岩渕正廣社長)は9月30日で、子会社の十條集成材(富山県、中村意社長)による生産を終了、同社が行なっていた構造用集成材の生産を伊藤忠建材子会社のシーアイウッド(茨城県、北原和人社長)に移管しOEM生産を行う。日本製紙木材とシーアイウッドは4月1日から共同事業を開始し、集成材事業強化に向けた具体的な取組みを検討していく。(詳細は日刊木材新聞20年3月27日付1面で) |
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会社探訪
宮大工出身の熟練製材技術で加工販売に挑む |
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櫻井工業株式会社製材所(大阪府岸和田市)は名が示すように総合建築会社、櫻井工業株式会社(同、櫻井新嗣社長)の製材部が独立、法人改組した会社。その櫻井工業は360年以上前に宮大工が設立した「櫻井組」をルーツに、現在も8名の宮大工を擁し寺社仏閣や注文住宅を手がける。そこで使われる木材加工の他、外部からの賃加工や製材販売を通し、生き残りを図っている。(詳細は日刊木材新聞20年3月27日付2面で) |
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持永木材、日本・欧州融合型のライン稼動
杉KD間柱・筋違量産へ |
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持永木材(宮崎県都城市、持永宏一社長)は、杉間柱、筋違など羽柄材を主力に量産する新工場を、4月から本格稼動させる。欧州の製材ラインの考え方と日本型を融合、杉大径丸太(末口径50?まで)を歩留まり良く製材することで、少しでも量産ラミナ工場等のコストに近づけていくのがねらい。(詳細は日刊木材新聞20年3月27日付8面で) |
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日東紡、高圧メラミン化粧板事業から撤退
住友ベークライトに株式売却 |
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日東紡(東京都、南園克己社長)は3月25日、デコラニット(同、井上俊一社長)の株式を合弁相手の住友ベークライト(同、小川富太郎社長)に売却することを発表。9月末で高圧メラミン化粧板事業から撤退する。(詳細は日刊木材新聞20年3月27日付8面で) |
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省エネなど環境技術に需要
中国市場が求めるものは「節能・節地・節水・節材」 |
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トステム建材産業振興財団は18日、都内でシンポジウム「中国建材市場の現状と課題」を開催した。(詳細は日刊木材新聞20年3月26日付1面で) |
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第2番船横ばい決着
国内挽きとの価格差ネックに |
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チリ産ラジアタ松輸入製品はさきごろ、サプライヤー側と国内輸入元との08年度第2番船の価格・数量交渉が終了した。(詳細は日刊木材新聞20年3月26日付1面で) |
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美しく環境に優しい外観
軽量の新壁材に関心集まる |
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クボタ松下電工外装は7、8日の2日間、東京都内で技術展「KMEW Tomorrow Festa」を開催した。(詳細は日刊木材新聞20年3月26日付8面で) |
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家のムレを防ぎ住宅劣化を軽減
換気部材ゲヤピア |
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養生資材販売のふたば商事は、下屋根換気用品「ゲヤピア」を4月1日から販売する。(詳細は日刊木材新聞20年3月26日付8面で) |
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岡山高次木材加工(協)の工場完成
製品開発など高付加価値化図る |
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新生産モデル事業の指定を受けた岡山高次木材加工協同組合(岡山県津山市、豆原直行理事長)の工場、乾燥・加工施設がこのほど竣工した。(詳細は日刊木材新聞20年3月25日付1面で) |
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明城、旧材を強度計測し新築住宅に継承
クロ松良材を玄関ホールの構造に |
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木造住宅建築建築の明城(愛知県、榊原勝己社長)は、このほど受注した築90年以上経過した軸組住宅の解体・建て替え物件について現躯体のクロ松横架材を強度計算して再利用することが決まった。(詳細は日刊木材新聞20年3月25日付5面で) |
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国産材素材現場はいま
架線集材を最大限に生かす |
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丹生谷素材生産協同事業体(徳島県那賀郡)は平成10年に原木市場会社のゲンボクと林業家の横井林業が共同で設立。素材生産業者とその出荷先である市場がタイアップすることで安定的な原木の供給体制を図ってきた。また、急峻地形ながらも、従来からの架線集材を生かし、年間で6000立方メートルを生産するなど出材量の向上を図っている。(詳細は日刊木材新聞20年3月25日付5面で) |
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宮田工務店、異業種から林業へ参入
山崎木材社長が後押し |
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土木・建築業の宮田工務店(広島県、宮田豊社長)は、4月からパルプチップ向けの雑木や用材となる針葉樹の伐採・搬出業務に乗り出す。(詳細は日刊木材新聞20年3月25日付6面で) |
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入江材木店が桑名市に中部営業所開設
新デッキ材アニソプテラを開発 |
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入江材木店(東京都、入江建次社長)はこのほど中部営業所(三重県桑名市、志津馬功所長)を開設、約35坪の倉庫スペースを併設した。(詳細は日刊木材新聞20年3月25日付8面で) |
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