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特集 最強のEW・合板(1、2、3)
・木質パネルの7割を合板占める
・世界最高レベルの技術と設備
・合板原料、ロシアショックで国産材回帰
・インドネシア産、100万立方メートル割れへ |
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日刊木材新聞では、11月最終週の3日間で合板特集を掲載している。1では、合板の特性や性能、日本の合板製造技術が世界最高レベルに達していることなどを紹介している。2は、合板メーカー各社の国産材率の見通しが急速に増加していることを解説。3では、輸入合板の現状を紹介している。掲載企業は、セイホク、北日本プライウッド、西北プライウッド、ホクヨープライウッド、カリヤ、大船渡プライウッド、石巻合板工業、秋田プライウッド、新秋木工業、キーテック、丸玉産業、札鶴ベニヤ、三興プライウッド、新潟合板振興、大新合板工業、林ベニヤ産業、新栄合板工業、日新グループ、住友クレスト小松島営業所、松江エヌエル工業、サムリン、丸紅建材、双日建材、トーヨーマテリア、住友林業、三井住商建材、伊藤忠建材、ジャパン建材、JKI。(詳細は日刊木材新聞20年11月26日付4〜7面、27日付4〜7面、28日付4〜6面で) |
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会社探訪・ニホンフラッシュ
完全受注生産で少量多品種に対応 |
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ニホンフラッシュ(徳島県小松島市)は、今年2月東証2部上場を果たした。
日本では、マンションの着工数が伸び悩んでおり、大手デベロッパーの倒産も相次いでいる。「このような状況下では内装部材の国内市場拡大は困難」と判断、中国にビジネスチャンスを見出し積極的な事業展開を進めている。また、同社は完全受注生産で少量多品種に対応、ジャストインタイムで商品の供給を行っている。
ニホンフラッシュの創業は昭和39年9月。創業から昭和60年まで、主に金属ドアや間仕切パネルの生産、販売を行っていた。その他には、オリジナル室内ドア、スチール枠付木製ドア、ラッピング造作材の生産、販売も開始している。(詳細は日刊木材新聞20年11月29日付2面で) |
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ウイング、ハウディー、包括的事業提携へ
突出した2×4資材供給規模に |
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2×4コンポーネント大手のウイング(東京都、吉井博社長)とハウディ(同、鮫島修二社長)は12月1日から包括的な業務提携を開始する。(詳細は日刊木材新聞20年11月28日付1面で) |
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院庄林業、製品の品質保証でラベル表示
国産材ムク製品全てに |
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国産材製材、集成材大手の院庄林業(岡山県津山市、豆原直行社長)は国産材ムク製品の品質保証、産地保証、合法木材の統一化を図るためのラベル表示を開始した。(詳細は日刊木材新聞20年11月28日付1面で) |
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会社探訪・大谷塗料
幅広い特性の木材塗料をシステム化 |
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高級木工塗料専門メーカーの大谷塗料(大阪市)は、国産材の高付加価値化をすすめる塗料シリーズ「森美来(しんみらい)シリーズ」を販売するほか、幅広い木質材料向け塗料を販売する。特に杉材の表面強度を高めるスーパープロテクトシステムは、針葉樹の弱さをカバーする表面仕上げ剤として注目を集める。
同社は昭和11年の創業で、同25年には大阪工場を立ち上げたほか、51年には熊本工場をスタートさせている。従来、家具木工向け塗料が主力だったが、平成になって以降、家具産業が中国などへ移転したことにより需要が大幅に減少。そのため現在では、建材向け販売に力を入れている。(詳細は日刊木材新聞20年11月28日付2面で) |
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住友林業、3社合弁でバイオマス発電会社設立へ
建設廃材を有効利用 |
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住友林業(東京都、矢野龍社長)は、住友共同電力(愛媛県、黒木明徳社長)、フルハシEPO(名古屋市、山口直彦社長)と共同で、川崎市に燃料用木質チップを利用したバイオマス発電会社を設立すると発表した。発電規模は33MWで、年間18万トンの木質チップを消費する計画。平成21年後半の着工、23年2月以降の稼働を予定。(詳細は日刊木材新聞20年11月27日付1面で) |
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トヨタ自動車とトヨタホームが制震システム「T4」開発
シンセシリーズに来春採用 |
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トヨタ自動車(愛知県豊田市、渡辺捷昭社長)とトヨタホーム(愛知県名古屋市、森岡仙太社長)は。トヨタホーム鉄骨ユニット工法「シンセシリーズ」向け制震システム「T4」を新開発。来春の同シリーズ新商品から採用・販売する。(詳細は日刊木材新聞20年11月27日付1面で) |
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米国でシェア7割、日本市場に期待感
シンプソンストロングタイ、性能改善と低コスト化追求 |
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米国の建築金物メーカー、シンプソンストロングタイ社のティム・エリスプロダクトマネージャーはさきごろ開かれたジャパンホームショーのセミナーで中層建築向けのホールダウン金物「ATS」(アンカータイダウンシステム)について説明し、「日本でも2×4工法の耐火建築が可能になったことで、4階建て共同住宅や3階建て特殊建築物向けに採用が増えることを期待している」と話した。(詳細は日刊木材新聞20年11月27日付8面で) |
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会社探訪・アレス
天然素材によるオリジナル塗壁材を販売 |
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建材販売のアレス(岐阜県中津川市)は先ごろ、東濃桧パウダーを使った同社初のオリジナル塗壁材の販売を本格化。着色や接着成分なども全て天然素材であり、健康性を軸に提案と供給を進めている。クロス壁など汎用製品に満足しない、本物追求の姿勢がユーザーを引き付けている。
同社は平成17年12月に木造注文住宅ビルダーのアイギハウジング(岐阜県恵那市)の関連会社として設立。主目的であるオリジナル塗壁材の開発・販売に先行して輸入建材や銘木幅広板の取り扱いを開始し、現在では家具や大理石ボウル、ウッドタイル、ペレットストーブなど多様な商品を扱う販売店に成長した。(詳細は日刊木材新聞20年11月19日付2面で)
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