新型ウイルス感染拡大に警戒感

中国湖北省武漢市を発生源とする新型コロナウイルスの感染拡大のリスクが日増しに高まっている。中国の生産、消費の停滞は確実と見られ、業界の対中ビジネスはもとより、世界の木材需給に影響を与える恐れがある。

小松マテーレ JIS認定で耐震補強材に

小松マテーレ(石川県能美市)は熱可塑性炭素繊維複合材料カボコーマ・ストランドロッドが、耐震補強用引張材の炭素繊維複合材料より線として日本産業規格(JIS)の認定を受けたことを明らかにした。

2019年の合板供給、国産材比率55%を突破

2019年の内・外産合板供給量は585万9100立方メートル(前年同期比4.6%減)となり、3年ぶりに600万立方メートルを下回った。内・外産比率は国産が56.7%(同4.3ポイント増)と初めて55%を超えた。

九州の主要産地、杉原木価格の低迷顕著に

九州の主要素材生産地で杉原木価格の落ち込みが顕著になっている。1月末時点で大分県日田地域は4メートル中目材が昨年12月末比2000円程度の安値水準となった。