日本木材防腐工業組合 組合員生産量20万㎥超に

日本木材防腐工業組合がまとめた2018年の防腐木材生産量は20万5155立方メートル(前年比16.4%増)となった。この統計は同組合員企業の報告数量合計だが、20万立方メートルを超えたのは久しぶりだ。

床暖房用国産材台板の試験規格策定 日本複合・防音床材工業会

日本複合・防音床材工業会(東京都)は18日、床暖房に対応する複合フロアの国産材台板の適合性試験規格を制定した。今後、試験の運用規格についても検討を進めるほか、より杉の比率が高い台板の開発にも取り組み、台板の国産材比率を引き上げていく。

クロノスパントレーディング 滑り止め・撥水OSB発売

欧州OSBのクロノスパントレーディング(旧クロノスパン・ルーマニア、オアナ・ボデア社長)は今夏から滑り止め・撥水製品を発売する。アクリルのUVキュアコートを塗布したもので、現地第三者機関の試験で性能を確認。塗料メーカーとの提携や塗布装置導入で本格展開の準備が整った。

MSJ 工務店向けメーンバンク機能、クラウド通じて提供

日本モーゲージサービス(MSJ、東京都)は、住宅事業の顧客管理(カスタマー・リレーションシップ・マネジメント=CRM)から資金相談、ローン融資、決済までの住宅金融サービスを行う「工務店メインバンク・クラウド」の提供をグループ会社とともに3月から開始する。

志布志港が原木輸出37万㎥超 港別の2018年木材輸出

港別の2018年木材輸出量(財務省貿易統計)は、原木で志布志港(鹿児島県)が37万2,099立方メートル(前年比24.2%増)となり、9年連続の日本一になった。17年までは10万立方メートルを超える港は志布志だけだったが、18年は佐伯(大分県)、細島(宮崎県)、八代(熊本県)も10万立方メートルを超えた。

伊藤建材 問屋機能生かし独自ブランド

伊藤建材(横浜市)は、セレクト型サニタリー家具「Selessa(セレッサ)」を開発し、展開を始めた。同社の建材問屋としての機能を生かし、水栓、洗面などの洗面周りのパーツを同社がより分け提案するもの。

ヤマエ久野 ハイビックを子会社化

ヤマエ久野(福岡市)は18日、ポラリス・キャピタル・グループからハイビック(栃木県小山市)の全株式を取得し、子会社化すると発表した。買収額は85億5,000万円。