北海道産カラ松原木の不足から梱包材製材工場からの値上げ要請が目立っている。年始から各工場から2000~3000円(立方メートル)の値上げが打ち出されて、仕組み用の3.65メートル、グリン、1等で3万9000円(関東市場着、立方メートル)の価格が聞かれるようになっている。
7団体で林業技能向上センター
林業の労働力確保と安全対策の重要性が増すなか、技能検定制度の設立を目指す林業関連7団体による林業技能向上センターが5日に設立された。
2018年南洋材・中国材製品、中国からの入荷が減少
南洋材・中国材製品の2018年入荷量は、全体で約1割の減少になった。国内需要の停滞や中国で各工場への環境規制が強化されたことによる影響があった。
大成建設 軽量・高遮音のCLT床を開発
大成建設(東京都)は、CLTの軽量性を生かし、遮音性能にも優れた木造躯体床構造「T-WOOD サイレントフロア」を開発した。
ウッドワーク 素材生産開始、年間5,000㎥目指す
松坂木材(三重県松坂市)の完全子会社で、木材市場の積み込み・配列作業を手掛けるウッドワーク(同)は、4月から素材生産を開始した。
米国産米松丸太4月積み 前値据え置きで決着
大手製材工場向け米国産米松丸太の4月積み輸出価格は全種前値据え置きで決着した。2月の悪天候で現地の丸太需給は引き締まった状態が続くが、国内挽き製材メーカーの価格戦略に呼応し、産地側が歩み寄ったと見られる。
資源エネルギー庁 FIT申請書類の提出厳格化
資源エネルギー庁は4月から、FIT(再生可能エネルギー固定価格買取制度)の審査期間の短縮化につなげるため、提出書類の厳格化を求めた。
サニーライブHD 阿部木材工業を子会社化
サニーライブホールディングス(富山県高岡市)は5日、阿部木材工業(新潟市)の全株式を引き受け、完全子会社化したことを明らかにした。
東京都港区 店舗等木質補助を継続
東京都港区は、区内のテナント店舗等で内・外装や家具等に国産材を使用した際の経費を補助する事業で、19年度も1515万円の予算を計上し、補助事業を続ける。
林べニヤ産業 子会社のチップ加工施設を開所
林べニヤ産業(大阪市)は1日、2020年4月から営業運転を計画している敷地内の木質バイオマス発電所向けの燃料チップ生産を開始した。