伊藤忠建材 伊藤忠商事から原木業務譲受

伊藤忠建材(東京都)は6日、伊藤忠商事の原木輸出入業務を譲受することを明らかにした。4月1日から業務が移管される。これによって、伊藤忠建材は原木、合板・製材品・建材などの木材製品の貿易全般を取り込むことになり、内販業務から始まった同社の建設資材事業も総合木材建材商社に業務を完全に変えることになる。

1月の合板供給、国産、4カ月連続で在庫減

1月の内外産合板供給は51万5,500立方メートルと前年同月比2.8%減(前月比4.6%増)となった。国産合板の生産量は25万8,400立方メートルと同0.7%増(同2.4%減)。輸入合板の入荷量は25万7,000立方メートルで同6.1%減(同12.8%増)。

日本アクア 23年には売上高300億円

日本アクア(東京都)は2019~23年の5年間の中期経営計画を発表した。木造戸建て断熱材市場での年間1%以上のシェア獲得、相乗効果のある新規事業への進出、株主還元の強化、コーポレートガバナンスの強化の4点が柱だ。

鋼材不足で低層大スパン木造増加

鋼材需要の増加で、価格の高騰どころか納期が定まらず建てられない事態が生じている。物件の規模によっては工期を確保するため木造を選択するケースも出ている。

光プレカット 第3工場にライン増設

中国木材(広島県呉市)のグループ企業として岡山県内や関西方面向けのプレ化と加工を手掛ける光プレカット(岡山市)は、第3工場に同社2ライン目となる構造材ラインを整備し、このほど稼働を始めた。

レッツ 丸太燃料の木質バイオマス発電所

レッツ(三重県桑名市)は、三重県大紀町滝原に丸太を燃料とする木質バイオマス発電所「滝原丸太発電所」を設置する。丸太をそのまま燃やすことで輸送や破砕などチップ化に掛かるコストをなくし、より高値で丸太を買い取ることで山への還元姿勢を明確にする。