国土交通省と住宅・建築関係の3団体は、14日に開かれた森林を活かす都市の木造化推進議員連盟(吉野正芳会長)の総会で、現在の木材不足と高騰により、工事遅れや契約見送り、資金繰りが厳しくなるなどの影響が出ていることを訴えた。
北米製材市況、3週続落、ピーク比190ドル安
北米製材市況は6月第2週の構造材15種平均価格が1,324ドル(1,000BM、ノミナル)と前週比122ドル安となった。直近ピークの5月第3週比190ドル安。
2020年度プレカットランキング 約7割の工場が前年割れ
本紙がプレカット工場を対象に実施した2020年度木造軸組プレカットの加工実績調査(アンケート回答約70社)によると、約7割の企業が前年の加工量を下回った。
ノダSIAA抗ウイルス複合フロア コロナ効果を確認
ノダ(東京都、野田励社長)は、同社のSIAA(抗菌製品技術協議会)抗ウイルス機能の付いた複合フロアに対し第三者機関が行った性能評価試験で、新型コロナウイルスが24時間以内に消滅する効果を確認したと発表した。
木促法、公共から民間へ対象拡大 改正法案成立、10月に施行
公共建築物等木材利用促進法の対象を民間建築物に広げるための改正法案が11日、参議院本会議で全会一致で可決、成立した。
チューモク 木材倉庫の需要伸びる
チューモク(富山県南砺市、西村元秀社長)が同社プレカット工場敷地内に2019年に建設した木造倉庫が、富山県や石川県の木造倉庫の需要喚起に貢献している。
中国木材 5基のバイオマス発電所増設を計画
中国木材(広島県呉市、堀川智子社長)は、生産拠点にバイオマス発電所の設置を進めており、今後は5基の同発電所を計画。総投資総額は400億円弱か見込まれる。
竹村工業 オランダ製ウッドウールマシン増設
竹村工業(長野県下伊那郡)は、桧間伐材100%の木毛(もくもう)セメント板の原料である木毛の製造ラインを増設し、生産効率を向上させて増産体制を構築した。
長谷川萬治商店 館林事業所にユニチーム・ウルトラ導入
長谷川萬治商店(東京都)は、プレカット事業の拠点となる館林事業所(群馬県館林市)に特殊加工機のユニチーム・ウルトラUT14Aを導入することを決め、新たにホイストクレーンを設置した。
カナダ沿岸製材大手の第3・四半期 KD小角輸入コスト10万円前後に
在来軸組工法向け輸入米材製材の第3・四半期価格はカナダ沿岸製材大手の米松KD小角が887ドル(C&F、立方メートル)、米ツガKD小角が847ドル(同)になった。