シンヤン 2割超え減産続く

マレーシアの最大大手合板メーカーのシンヤン(サラワク州ミリ)は7月から、減産を続けている。原木不足や日本の市況低迷を受けたもので、今後の市況次第では、さらなる減産も辞さない姿勢を見せている。

木質建材からのVOC証明・表示研究会 厚労省のキシレン室内濃度指針値改定に対応

木質建材からのVOC証明・表示研究会(事務局=日本住宅・木材技術センター)は、厚生労働省が1月17日付で4VOC(揮発性有機化合物、4VOCはトルエン、キシレン、エチルベンゼン、スチレンの4物質)の一つであるキシレンの室内濃度指針値を改定したことを受け、新指針への対応を検討した。

マレーシア産、5万㎥台まで減少 9月の合板供給

9月の内外産合板供給量は46万6,800立方メートルと前年同月比0.6%減(前月比0.4%減)。輸入合板の入荷量は2カ月ぶりに20万立方メートルを下回った。特にマレーシア産の入荷量は5万立方メートル台となり、継続的な入荷が始まって以来、最低と見られる。