2018年製紙用原材料需給、紙生産減少、パルプ材国産率低下

日本製紙連合会は2018年の紙・板紙生産及び原材料の需給をとりまとめた。紙生産が減ったことで、18年のパルプ材の消費量も前年比1.5%となった。国産材が同7.4%減る一方、輸入材が同1.0%増え、パルプ材の国産比率は前年より1.8ポイント低い27.6%となった。

ロシア産製材品、産地メーカーの丸太確保難航

ロシアの各製材メーカーは原料確保が難航し、完製品の生産力低下が顕著になっている。メーカーによっては、製材品生産量が例年の60%前後にまで低下しており、今後も生産・供給の縮小が続きそうだ。

栃木県 県施設のブロック塀を木塀に

昨年発生した大阪北部地震によるブロック塀の倒壊事件を受けて、栃木県は県有施設のブロック塀等の点検を行い、PR効果の高い5カ所については木塀を採用した。

角繁 秋田プレカットセンター完成

角繁(秋田市)が建設を進めていた秋田プレカットセンターが完成した。宮川工機製の横架材加工機MPS-15のラインを設置し、ラインの最後に大断面加工機MPS-55を設備。無駄のない流れを実現した。

瀬崎林業 梱包用LVLの実績伸長

瀬崎林業(大阪市)の中国産ポプラLVL事業が順調だ。梱包用LVLは月間30コンテナが安定して入荷しており、東日本を中心とした取引先の拡大も続いている。