南洋材、合板用単板の輸入増加

南洋材の合板用単板輸入量が2018年後半から増加している。南洋材丸太は、18年5月にマレーシア・サバ州が原木禁輸を実施してから、PNG産丸太への移行が進んだが、同時にインドネシアを含めた単板輸入も加えることで、南洋材合板ユーザーなどに向けた製品の安定供給に取り組んでいる。

西日本フレーミングと西日本クラフトが合併

OCHIホールディングス(福岡市)グループ会社で2×4と軸組プレカットの西日本フレーミング(福岡県飯塚市)と軸組プレカットの西日本クラフト(佐賀県三養基郡)が1日に合併した。

ロシア産アカ松タルキ値上げ

ロシア産製材品の商社売り値が4月以降、2000~3000円値上がりする見込みだ。ロシアでは製材用丸太の流通不足が深刻で、メーカーは原料確保に苦戦。今後の日本向け供給は大幅に縮小しそうだ。

2月の合板供給 輸入減で5ヵ月ぶり49万立方メートル割れ

2月の内外産合板供給量は48万9800立方メートルで前年同月比0.1%増(前月比5.0%減)となり、5カ月ぶりに49万立方メートルを下回った。国産合板の生産量は26万3600立方メートルで同4.3%増(同2.0%増)となる一方、輸入合板は22万6200立方メートルで同4.5%減(同12.0%減)と減少した。