栃木県、鹿沼市、日光市で、2020年東京オリンピック・パラリンピックの大会選手村ビレッジプラザ(ビレッジプラザ)に提供する木材の準備が始まっている。SGEC認証取得林で伐採した原木を、県内のCOC認証取得工場で製材、加工する。
南洋材、合板用単板の輸入増加
南洋材の合板用単板輸入量が2018年後半から増加している。南洋材丸太は、18年5月にマレーシア・サバ州が原木禁輸を実施してから、PNG産丸太への移行が進んだが、同時にインドネシアを含めた単板輸入も加えることで、南洋材合板ユーザーなどに向けた製品の安定供給に取り組んでいる。
西日本フレーミングと西日本クラフトが合併
OCHIホールディングス(福岡市)グループ会社で2×4と軸組プレカットの西日本フレーミング(福岡県飯塚市)と軸組プレカットの西日本クラフト(佐賀県三養基郡)が1日に合併した。
大東建託 ビス留めロボット開発、20年から本格採用
大東建託(東京都)はビス留めロボット「デービス」を開発した。大工の負担を効率良く軽減できる作業としてビス留めを選択。試行を重ねて改良を加え、2020年から本格的に導入する計画だ。
国土交通省、長期優良住宅と性能表示の一体化模索
長期優良住宅と性能表示制度との一体運用が模索され始めた。国交省は長期優良住宅の見直しを図っており、さらなる普及に向けた運用方法を考えていく。
ロシア産アカ松タルキ値上げ
ロシア産製材品の商社売り値が4月以降、2000~3000円値上がりする見込みだ。ロシアでは製材用丸太の流通不足が深刻で、メーカーは原料確保に苦戦。今後の日本向け供給は大幅に縮小しそうだ。
丸和林業グループ、チップ工場の丹後グリーンバイオ買収
丸和林業グループ(高知市)は3月28日、木質チップ製造の丹後グリーンバイオ(京都府京丹後市)を買収した。
2月の合板供給 輸入減で5ヵ月ぶり49万立方メートル割れ
2月の内外産合板供給量は48万9800立方メートルで前年同月比0.1%増(前月比5.0%減)となり、5カ月ぶりに49万立方メートルを下回った。国産合板の生産量は26万3600立方メートルで同4.3%増(同2.0%増)となる一方、輸入合板は22万6200立方メートルで同4.5%減(同12.0%減)と減少した。
住友林業、原木内販業務、子会社に移管
住友林業(東京都)は1日から、原木の国内販売業務を子会社の住友林業フォレストサービス(同)に移管した。
日本政策金融公庫 10連休の資金繰り、相談窓口を設置
日本政策金融公庫(日本公庫)は、4月27日~5月6日の10連休に係る資金繰り対策特別相談窓口を、全国152支店に設置した。