タツミと平澤幸夫氏 次世代接合金具を開発

タツミ(新潟県見附市)と平澤幸夫氏(広島市)は、次世代の建築用木材接合金具を共同開発した(意匠登録済み、特許申請中)。従来の金物工法のスリット加工やドリフトピンが不要で、金物が木材内部に隠れるため近年ニーズが高まっている現し工法に最適なほか、杉ムク材の活用も可能だ。

ロシア材製材、アカ松タルキで530ドル超も

ロシア産アカ松が強含んでいる。完製品産地価格は大手メーカー品が530ドル(CIF、立方メートル)を超えている。アカ松原板も400ドル(同)に迫る価格提示だ。アカ松良材の減少、気候原因による伐採不足で産地の工場に原料が供給されていない。

ユアサ木材 軽量ストランドボード輸入

ユアサ木材(東京都)は、イタリアのI-PAN(イパン、ミラノ市)と業務提携し、軽量ストランドボード(LSB)の販売を強化することを明らかにした。建材メーカー向けフロア台板やOEMフロア製品、建具芯材など、多様な用途開発を進めていく。

カラ松丸太価格の居所高続く 岩手県北地域などで

岩手県北地域を中心にカラ松丸太の不足、価格居所高が続いている。東北地方では丸太の出材量回復が年明けまで遅れていたうえ、合板メーカーがフェース・バック用として引き合いを強めていることが重なった。