再生可能エネルギー固定価格買取制度(FIT)の価格等について検討する第44回調達価格等算定委員会が9日に開かれた。19年度の太陽光発電10kW以上500kW未満の買い取りは14円/kWhと18年度から4円の値下がりとなった。木質バイオマスと石炭の混焼は19年度から、FITの対象から外れることになった。
三栄建築設計 ネットランドと業務提携
メルディアグループの三栄建築設計(東京都)は、ベトナムの不動産大手であるネットランド(ホーチミン市)と業務提携した。
帝人 AFRWを建築で初使用
帝人(東京都)は、帝人ファーマ東京研究センター(東京都日野市)敷地内に建設中の、AFRW(アドバンスト・ファイバー・リインフォースド・ウッド=木質集成材と炭素繊維などの高機能繊維複合素材)を採用した世界初の建築物の現場を公開した。
永大産業 新ブランド「スキスム」発売
永大産業(大阪市)は、15日から新ブランド「Skism(スキスム)」のフローリング、室内階段、内装システム製品(室内ドア、クロゼット、シューズボックス、造作材)を販売する。昨年9月の台風21号による被害の影響で、スキスムの販売を、当初計画していた同10月から延期していた。だが今回、生産体制の再整備が完了したことで発売にこぎ着けた。
秋田プライウッド 男鹿工場にフロア台板用設備増設
秋田プライウッド(秋田市)は、男鹿工場の針葉樹フロア台板生産用設備を2月ころまでに増設する。この設備投資により、3工場でフロア台板を生産する体制が整い、フロア台板生産量は3工場で月1万立方メートルとなる予定。
王子木材緑化 新会社で製材体制を構築
王子ホールディングスの王子木材緑化(東京都)は2018年末に設立した新会社の函館北斗王子林産(北海道北斗市)で、木質チップ生産のほか梱包材と輸出用木材製品の製材を行うことを明らかにした。
ロシア極東産カラ松など3種、丸太輸出税40%へ
ロシア極東産のカラ松、エゾ松、トド松丸太の輸出税率は今年から15ポイント引き上げられ40%となる。2年後には80%に引き上げられ事実上の輸出禁止となる。ただし、過去3年間の輸出金額のうち製材、単板、チップなどの加工品が25%以上の場合、減免措置として、昨年同様6.5%が適用される。
林野庁 森林集積推進室を新設
林野庁は来年度から、新たに森林集積推進室(仮)を設置する。新たな森林管理システムの適切な運用を図るため。
大建工業とテーオーHDが合弁会社発足
大建工業(大阪市)とテーオーホールディングス(北海道函館市)が今月にムク材フローリング事業の合弁会社を発足させる。事業内容はムク・厚単板フローリングの製造、販売、工事。
三和シヤッター工業 木質間仕切り事業強化
三和シヤッター工業(東京都)は、学校間仕切りサンスクールを、新たに同社広島工業(広島県安芸高田市)、太田ドア工場(群馬県太田市)と連携して製造することを明らかにした。