輸入米材製品の来年第1・四半期、米松、米ツガとも下落

在来工法向け輸入米材製品の2019年第1・四半期価格は、大手3社の米松KD小角が160~174㌦(C&F、1000BM)と前回比40~48㌦安、カナダ大手の米ツガKD小角が1042㌦(同)と同64㌦安となった。北米製材市況の急落と国内市況の天井感が背景。

12月のプレカット調査、忙しさ戻り年内フル稼働

12月の全国プレカット各社の受注状況は、全国受注平均が104.4%(前年同月比1.7ポイント増)だった。11月以降、各工場は繁忙状態が維持され、大手だけでなく中小工場でも仕事が動いている。加工が増えた分、資材需要も徐々に改善の兆しだ。

あさひ木材 年明けに加工設備を更新

あさひ木材(石川県白山市)は、2019年1月下旬から2月上旬にプレカット工場の多種加工機を更新する。非住宅物件への対応強化と加工効率化を図る投資で、今後は合板加工機の入れ替えも控えている。

日EU・EPA、来年2月発効へ

日本と欧州連合の経済連携協定(日EU、EPA)は、日本側が8日に国会承認を済ませ、EU側も12日に欧州議会で承認されたことで、来年2月1日の発効が固まった。同日の通関分から、EUからのSPFや集成材などの関税が下がることとなる。

林材木店 非住宅木造建築を強化

林材木店(栃木県真岡市)はこのほど、医療法人大香会(真岡市)の内科・デイケア施設である西真岡アクセプトインターナショナル・クリニックを竣工。県産材をふんだんに使用しながら、医療施設をはじめとした非住宅木造分野の強化に取り組んでいく。