国交省は住宅の省エネ基準適合義務化を見送る報告案をまとめている。2020年までの義務化をエネルギー基本計画でうたっていたが、市場の混乱を引き起こしかねないとして、まずは建築主の省エネ基準適合に対する意識を高める施策から進めていく方針だ。
細田木材工業 アコヤ販売強化、需要開拓へ
細田木材工業(東京都)は、5年前からアセチル化処理木材アコヤの在庫販売を行ってきたが、今後重点品目として販売を一層強化していくことを決めた。デッキや店舗内装等需要開拓を加速する方針だ。
YKK AP IoT活用し開口部の防犯性向上
YKK AP(東京都)は来年1月、IoTを活用した戸締り安心システム「mimott(ミモット)」を発売する。
国産材丸太、出材増加も不足感解消せず
11月は全国的に晴天の日が多く、丸太の出材が増加した。しかし、大手・中堅工場にとっては丸太の不足感は続いているようで、手当てを緩める様子はまだ見られない。
兼松サステック 非住宅分野の防腐処理対応強化
兼松サステック(東京都)は昨年、東北工場に中大断面専用インサイジングマシンを導入した。非住宅分野で採用が増えている防腐処理に対応できるようにした。
ウッドワン 本物の木に彩をプラス
ウッドワン(広島県廿日市市)は、同社の強みであるムク内装建材の新ブランド「KITOIRO(キトイロ)」の販売を始めた。
エーティーエー ムク材に適したグレーディングシステム
エーティーエー(東京都)は、新たなグレーディングシステムとして「TG-7000」を開発、12月から随時発売していく。
インターナショナル・エコーハウス 気密性能の測定システム提案
米国の気密測定機器開発・製造会社であるレトロテック(ワシントン州)日本総代理店インターナショナル・エコ―ハウス(カナダBC州バンクーバー、伊藤公久社長)は、日本市場での建築物の気密性向上というニーズに呼応し、レトロテックの気密測定機器の販売を強化していく。
輸入合板・塗装型枠用、滞船回避で入荷減に
輸入南洋材合板の塗装型枠用3×6判・JASは、首都圏で品薄感が出てきた。産地はいよいよ雨期入りし、今後はさらなる丸太不足・丸太高が懸念される。産地からの供給減に加え、関東主要港の在庫増で滞船が続き、船会社が首都圏への寄港を回避。2019年1月下旬までほとんど船が回ってこない状況だ。
プレテクノしまね 羽柄加工機を導入
島根県東部でプレカット加工を手掛ける協同組合プレテクノしまね(島根県出雲市)はこのほど、羽柄材加工機(宮川工機)を導入し、稼働を始めた。構造・羽柄・合板の3点セットがそろったことで組合員を中心とした利用者の利便性向上と営業面への貢献が期待されている。