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BF構法好調で注目高まる

金物工法に対する住宅会社の関心が高まっている。それは住友林業のビッグフレーム構法(BF構法)が好調なことが要因で、昨年まで同社の受注比率で4割前後だったものが、最近では7割まで増加している。BF構法が受注を伸ばすことで、他の住宅会社もこれに対抗できる商品の研究を進めているものと見られ、木造住宅の市場は変革期にあるともいえる。その一方で、タツミのテックワンPS3+のように金物を小型化し、金物とプレースの組み合せで構造計算を行い合理的な使用を提案するものと、テックワン3Sのようにコストを重視した商品開発を進め、金物工法の裾野を広げる取り組みも目立ってきた。

タツミ

 テックワン3S新開発

 

タツミ(新潟県)は、戸建てから非住宅まで木造建築の総合資材メーカーだ。金物工法№1のテックワンをはじめ、基礎から屋根までのあらゆる分野で安心・安全でコスト合理性の高い商品の提案を図っている。同社は、テックワンP3の後継として同3Sを新開発した。

カネシン

 試験性能値の表示に注力

 

カネシン(東京都)は、設計利用度の向上を目指し、金物の試験性能値の表示、公開に力を入れている。近年、供給が拡大している「プレセッターSU」に加え、中・大規模木造向けのTS金物なども、性能値の詳細な公表を順次進めていく。

パワービルド

 非住宅で採用増える

 

ナイスグループのパワービルド(京都市)が独自開発した「パワービルド工法」は、高性能専用金物と高強度構造用集成材及び機械等級区分KD構造用製材を組み合わせた金物工法で、年間1000棟規模で出荷する。供給主力はナイスの木造軸組住宅であるパワーホーム。

アップルピンシステムズ

 意匠崩さず躯体を強化

 

APS工法の金物を製造・販売するアップルピンシステムズ(東京都)は、建築業界での同工法の認知度の高まりに合わせて、異業種との協力を図っている。APS工法とは、アップルピンとドリフトピンによる固定方式のこと。木材の内部に取り付けるため、断面欠損が少なく、構造躯体を強固に保てるのが特徴だ。

スカイ

 金物工法全体の対応力強化

 

スカイ(静岡県)は、梁受け部分などの仕具口欠損問題に対応する金物として、オリジナル梁受金物「スカイジョイント」を展開している。採用物件は2015年実績で住宅が月間91棟、非住宅物件が372棟に達している。

 

ウッドワイステクノロジー

 材・工セット対応が可能に

 

ウッドワイステクノロジー(浜松市)は、ムク材対応の木造接合金物である「ウッドテック」を展開している。また、工法として金物+落とし込み間仕切りパネルを使う「TERRA(テラ)構造」、ラーメン構造の「ウッドワイスラーメン構法」の普及を進めている。

スクリムテックジャパン

 ムク材でのトラス構成にも有効

 

スクリムテックジャパン(福岡県)が販売するホームコネクターは、住宅建設だけではなく、大型木構造建築物への利用あって注目が高まっている。同社の製品は、一般材や集成材はもとより、LVLやCLT等の構造体、RCと木接合にも有効だ。

立川ピン製作所

 JIS認定工業用ステープル

 

立川ピン製作所(大阪市)は、住宅向けの消耗商品の供給とともに、耐震性を上げる各種製品の供給にも積極的に取り組んでいる。同社は、2014年に改正された工業用ステープルに対応し、メーカー初のJISを取得している。

ザイエンス

 供給安定性向上へ設備投資

 

ザイエンス(東京都)は、防腐・防蟻処理木材の供給安定性向上に向け精力的な設備投資を展開し、製造所の移転を決定、2017年6月稼働に向けで設備も一新する。

城東テクノ

 木造住宅改良床工法「束シリーズ」

 

城東テクノ(大阪府)は、木造住宅改良床工法「束シリーズ」を商品化しており、住宅基礎の耐腐朽性向上、床下工事の省施工を提案している。

 

タナカ

 加工拠点60工場に

 

タナカ(茨城県)の金物工法「SSマルチ」は、加工拠点となるプレカット工場数が60工場(前年2月比7工場増)に達し、2015年度の供給棟数は月間400棟(前年度比6・3%増)と軌道に乗ってきた。

三井住商建材

 木造の魅力引き出す提案力

 

三井住商建材(東京都)は、中・大規模構造のパイオニアで、木質部材の接合部に異形鉄筋を貫通させ、エポキシ樹脂を充填・凝固させることで接合部の強度を上げ、2方向ラーメン構造を実現した「サミットHR工法」で実績を重ねている。

ストローグ

 多様なニーズに対応

 

ストローグ(富山県)は、片側ラーメン構法やS造、RC造との混構造など、これまでより幅広く、自由度の高い構造体を構成できる工法を開発している。

原工務店

 高い強度と耐久性に強み

 

原工務店(山口県)は、阪神大震災発生後で木造住宅の安全性への関心が高まっていた1996年、木造住宅の強度の向上を目的の金物工法「ハラテック21」を開発した。ハラテック21は一言でいうと「質実剛健」。6㍉厚と安心感のある金物の素材には、マンホールのふたやエンジンブロックに用いられるダグタイル鋳鉄を使用している。

エア・ウォーター・マッハ

 ラストパート処理でさび防ぐ

 

エア・ウォーター・マッハ(長野県)は、幅広い鋼製束需要に応えている。日本ラスパートと独占契約したセラミックコーティングのラスパート処理複合被膜を標準の品質にしている。強みはセラミックコーティングによる優れた防さび性能だ。

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