谷村栄二林野庁林政部長は、全国木材組合連合会と全国木材協同組合連合会の総会後にJAS製品の適切な供給について改めて注意喚起した。
集成材メーカーアンケート 生産量、7割が前年比増見込み
日刊木材新聞が4月に実施した集成材の生産に関するアンケートで、71件の有効回答のうち48件が2024年の生産について前年比増(前年同量含む)の見込みを示した。
住友林業 木造混構造6階建ての社宅着工
住友林業(東京都)は15日、茨城県つくば市で6階建ての社宅を着工した。平面混構造(中央がRC造、両端が木造)の耐火建築物で、木造部分の構造材はすべて国産材を使用し、構造材と仕上がり材を含めた木材総使用量は322立方メートル。独自開発した技術を採用し、部材のコスト削減や作業の省力化で建築費を抑え、混構造のメリットを最大限引き出す。
竹中工務店 CLTを天井に活用する3工法開発
竹中工務店(大阪市)は、CLTを天井面に使用することで温かみのある室内空間を実現する、「KiPLUS(キプラス)」の3種の床工法を開発した。
桑原木材 岐阜県美濃加茂市に製材ライン
桑原木材(愛知県犬山市)は、岐阜県美濃加茂市伊深町の美濃加茂第2工場内に新たに製材ラインを設置する。
ナイスと飛島建設 非住宅木造・木質化で新会社設立へ
ナイス(横浜市)と飛島建設(東京都)は15日、非住宅建築分野で木造・木質化を進めるため、折半出資でウッドエンジニアリング(横浜市、資本金1億円)を設立することで合意した。
加藤工務店 全自動FJライン導入
加藤工務店(山口県防府市)は、部材カットした端材を有効活用するため、全自動フィンガージョイント(FJ)機など一連の加工設備を導入した。
亀田合板 自社ブランド合板をシリーズ化
亀田合板(名古屋市)は、21日に自社ブランド合板「グリーンシリーズ」を発売する。顧客に環境対応や使途を明確に示すことが狙いで、国内外の合板工場に生産委託した4種すべてがグリーン購入法に基づく合法証明に対応する。
安江工務店 ガーデンを買収
安江工務店(名古屋市)は、ガーデン(京都市)の全株式を取得し子会社化する。
中国木材 農林省・経産省と建築物木材利用促進協定
中国木材(広島県呉市)は14日、農林水産省と経済産業省の3者で循環型林業に向けた国産材住宅用部材の安定供給について建築物木材利用促進協定を締結した。