2023年5月の新設住宅着工数(国土交通省発表)は総数6万9,561戸で4カ月ぶりに前年同月を上回ったが、持ち家は、18カ月連続の前年同月割れで不振が続いている。
日本住宅・木材技術センター 「環境配慮型建築材料登録事業」を9月開始
日本住宅・木材技術センター(東京都)は9月1日から「環境配慮型建築材料登録事業」を開始する。同事業は7月1日に公示された。環境負荷物質不使用、室内環境改善などの建築材料を評価・登録し、そうした建築材料を取り扱う企業の支援や環境配慮型製品の普及につなげる取り組みだ。
関東地区の塗装型枠 入荷激減も先安観消えず
関東地区で輸入塗装型枠用合板の先安観が消えない。入荷は激減しているが、荷動きが乏しいうえ、産地価格の底値が固まらないことが背景にある。
ビスダックジャパン 接合部の引寄せ機能のある枠組工法開発
ビスダックジャパン(堺市)は、DIY向けに素人でも簡単に組み立てられる枠組工法を開発、接合部などの特許を出願した。
ナカザワ建販 滋賀工場稼働でプレカット倍増、パネル3倍へ
ナカザワ建販(大阪府和泉市)の2023年4月期の決算は、売上高316億2,600万円(前期比5.9%増)、経常利益11億2,000万円(同1.3%増)で増収増益となった。
チリで大規模洪水 アラウコ山林土砂崩れ、搬送路寸断
6月24、25日にチリの首都サンティアゴ郊外から南に約600キロのコンセプシオンまでの広範囲で集中豪雨に見舞われた。両都市の中間に位置する海側の都市コンスティテューションでは河川が氾濫し大規模な洪水が発生した。
【電子版速報】東京木材埠頭製品需給 在庫調整進む
エヌ・シー・エヌ SE構法で最大規模の木造施設
エヌ・シー・エヌ(東京都)は、九州電力(福岡市)の「川内文化ホール跡地利活用事業に伴う本館ほか新築工事」(鹿児島県薩摩川内市)の本館(延べ床面積2,935平方メートル、木造2階建て)と別館(同445平方メートル、木造平屋建て)の2棟の木造躯体などをSE構法で建設する。本館はSE構法で最大規模になる。
小規模バイオマス、引き続き増加傾向
FIT(再生可能エネルギー固定価格買取制度)の小規模木質バイオマス発電(発電出力2,000kW未満)で新規計画や稼働が続いている。小規模のため比較的燃料集荷の負荷が少ないほか、全国的に稼働例が増えて発電機種の見極めが以前より容易になった。
青森県南で林地残材を生かす
曽我バイオマス発電(青森県三戸郡)椛木発電所の起工式が27日、建設地の南部町椛木で行われた。青森県の地元資本による小規模木質バイオマス発電所。
