欧州第４・四半期交渉 完成品・ラミナとも値上げ提示

欧州産構造用集成材及びラミナの第４・四半期交渉は、産地企業の値上げ需要が強まっており、値下がりした前回（７～９月積み）から風向きが変わっている。

欧州産木質ボード　世界規模で需要増

欧州の木質ボードメーカーの生産が間に合わなくなってきた。

旭ファイバ―グラス（東京都）は、高性能品「アクリア」の製造に特化した中部工場の機能を生かし、製品を拡充。７月には「アクリアＲ57」を発売し、訴求力を高めた。

共和キカイ（石川県河北郡）は、新たな製材機として、三角材加工機ＭＴＺ－150を開発した。

関東の産地では８月以降晴天が続き、盆明けから出材量が回復してきた。ただ、丸太の需給バランスは引き締まったまま。丸太価格は、８月下旬から９月にかけて急上昇した。

ギガプライズ（東京都）は、大規模集合住宅向けに高品質で安全性の高い専用線型インターネット接続サービス「ギガダイレクトコネクト」の提供を始めた。

京都府京丹波町は地域の防災拠点ともなる新庁舎建設に着手している。準耐火燃えしろ設計で杉１２０×２４０㍉を２丁組み合わせ、２４０㍉角の組立柱として使用する。

大建工業（大阪市）は４日、共同提案者の利昌工業（同）との「セルロースナノファイバー（ＣＮＦ）を利用した住宅・非住宅用内装建材の開発」が、ＮＥＤＯが公募した助成事業に採択されたことを公表した。

相沼産業（北海道二海郡）は、林業機械を導入し素材生産能力の強化を図っている。

日本マイクロシステム（鳥取県米子市）と２×４プレカット工場のビルド・アップ（静岡県富士市）は、17日からＤＩＹユーザー向けにプレカットした家具用材などを届けるサービス「Ｋicori便（きこりびん）」を開始する。　