国際建築住宅産業協会(矢野龍会長、JIBH)の設立総会が10月下旬に開かれた。他国の住宅産業発展に向けて協力し、友好親善関係の促進を目的とする。
KLH CLTで日本市場へ参入
オーストリアの大手CLTメーカーのKLHは、グローバルジャパン(東京都)と代理店契約を結び、日本にCLTの供給を行っていく。
災害でメーカー生産減 パーティクルボード
パーティクルボード(PB)は供給減が続いてメーカーの需給が崩れている。9月までの災害の影響で、多くのメーカーが相次いで操業を一時停止。置き床に加えて化粧台板など、先行きの物不足を懸念する声が上がっている。
佐藤木材・金幸 興福寺中金堂再建、大径木良材確保に奔走
奈良時代に創建された興福寺(奈良市)の中金堂が301年ぶりに再建され、11月11日まで特別拝観としてライトアップも実施した。この再建資材を担ったのが佐藤木材(奈良県天理市)と金幸(同桜井市)。
サニーライブホールディングス プレカット増強に着手
サニーライブホールディングス(富山県高岡市)の事業強化が進んでいる。プレカットの受注強化やグループの総合力を生かしたワンストップサービスの充実を図っている。
岡部 「ブレスターX」を開発
岡部(東京都)は木造住宅の筋違金物「ブレスターZ600」と合わせて使用するタスキ掛け筋違補強金物「ブレスターX」を開発した。繰り返しの大地震にも耐える。
ミサワホーム 壁厚120ミリ「プリモア」が好調
ミサワホーム(東京都)の壁厚120ミリの「センチュリープリモア」が好調だ。断熱性能が高く、ZEH基準を大幅に上回る。そのため単価が上がっても他社に競り勝ち、受注を押し上げている。
二宮木材 新ライン、来月本稼働
二宮木材(栃木県那須塩原市)は、第2工場を拡張し、12月から本格稼働に入る予定だ。杉中目~大径材の付加価値活用を促進し、2021年には同社の総丸太消費量は10万立方メートルに達する見通しだ。
ネットイーグル 2×4、中大型建築に対応
ネットイーグル(福岡市)は軸組プレカットCADに続いて2×4CAD、非住宅・大断面CADでクラウドパースチェッカーのサービスを始めた。図面のやり取りや収まりの確認などの円滑化が見込める。
パナソニックES社 ツキ板を「マイスターズ・ウッド」に全面刷新
パナソニック エコソリューションズ社は12月から、複合フロアのツキ板を、フリッチの段階から着色することで天然木の木目をより自然に表現する「マイスターズ・ウッド」に全面的に切り替える(一部商品は除く)。