今年の10大ニュース、人材対策が課題

2018年は新設住宅着工戸数が前年比微減で推移する需要環境のなか、人手不足を要因とする工事遅延、物流費高、工場運営難などが今後の課題として表面化した。

11月の新設住宅着工、6ヵ月連続で8万戸超

国交省は27日、11月の新設住宅着工を発表した。8万4,213戸(前年同月比0.6%減)と、前月の増加から再び減少した。ただ6カ月連続で8万戸を超え、持ち家も2カ月連続で2万5,000戸を上回った。

ポラテック 12月度の加工実績は微増

ポラテック(埼玉県越谷市)の12月度のプレカット事業は構造材加工実績が11万7,114坪(前年同月比1.2%増)。ただ、外販受注が減少。来年年明け以降の仕事量が減少する可能性が高くなってきた。

伊万里木材市場 長期山づくり事業を拡充

伊万里木材市場(佐賀県伊万里市)は民有林を45年にわたり生産、管理する「長期山づくり経営委託事業」に、契約期間が短い新たなメニューを加えた。プランを充実させることで、山主の要望に柔軟に対応できる仕組みを整えた。