輸入南洋材合板12ミリ厚系は産地価格、国内価格とも強基調。マレーシア、インドネシアでは雨期による原木出材減と価格上昇を見据えて、産地価格の引き上げと新規契約数量の絞り込みを図っている。
林野庁 2018年度第2回木材需給会議 駆け込み需要に若干の期待
林野庁はこのほど、2018年度第2回木材需給会議を開いた。今年10月から来年3月にかけての見通しは、17年と同様、国産材が増加し、輸入材が減少する傾向が示された。また、相次ぐ自然災害や米中貿易戦争も話題となった。
CLTやBP材使い整備 熊本県森連・新事務所
熊本県森林組合連合会(熊本市)が熊本市東区戸島に整備を進めてきた新事務所がさきごろ、上棟した。主に熊本県産の一般流通材を使い、一部に杉CLTや杉BP材を採用した。
三井ホームコンポーネント 木造倉庫を用途展開
三井ホームコンポーネント(東京都)は木造倉庫を起点に用途を拡大している。今春には岐阜県と山口県で同社初となるロードサイドの商業施設を相次いで完工させた。
東京第一木材市場 土浦市場を今年末で閉場
東京第一木材市場(東京都)土浦市場(茨城県土浦市)は、年内で同市場での市売業務を終了、12月25日の納市を最終市として閉場する。
インターフォー 米国南部に大規模投資
カナダの製材大手であるインターフォーは米国南部への投資を拡大する。2021年までに総額3億500万ドル(1ドル112円換算で341億円)を投じ、米国南部の年間製材生産能力を4億2,500万BF(70万立方メートル)増やす。
広川町立下広川小学校を県産材で整備
福岡県の広川町立下広川小学校(八女郡)が構造材に同県産集成材を活用した木造2階建てで整備された。地域交流施設と一体となっている。多目的ホールは杉集成材梁で12メートルのスパンを飛ばし、無柱の大空間を確保した。
渡良瀬林産 杉KD4面背割り柱増産
渡良瀬林産(栃木県佐野市)は、エノ産業の高温乾燥機2基を増設した。既存の4基の木材乾燥機と合わせて月間700立方メートルの杉・桧KD材生産を目指していく。杉4面背割り柱を高温乾燥機で供給する体制を整えていく。
アイカ工業 「名古屋R&Dセンター」稼働
アイカ工業(名古屋市)は1日、愛知県清須市の旧本社棟を「名古屋R&Dセンター(新技術棟)」にリノベーションし、稼働を始めた。これまで分散していた建装・建材事業関連の研究設備を集約、増強した。
タカラスタンダード プラスチック成型品製造の子会社設立
タカラスタンダード(大阪市)はプラスチック製品の製造などを展開するDIC化工(滋賀県湖南市)が会社分割で設立を予定する新会社の全株式を取得し、子会社化する。子会社はタカラ化工とし、資本金は1,000万円。