雨期を見据え産地価格上昇 輸入南洋材合板

輸入南洋材合板12ミリ厚系は産地価格、国内価格とも強基調。マレーシア、インドネシアでは雨期による原木出材減と価格上昇を見据えて、産地価格の引き上げと新規契約数量の絞り込みを図っている。

インターフォー 米国南部に大規模投資

カナダの製材大手であるインターフォーは米国南部への投資を拡大する。2021年までに総額3億500万ドル(1ドル112円換算で341億円)を投じ、米国南部の年間製材生産能力を4億2,500万BF(70万立方メートル)増やす。

広川町立下広川小学校を県産材で整備

福岡県の広川町立下広川小学校(八女郡)が構造材に同県産集成材を活用した木造2階建てで整備された。地域交流施設と一体となっている。多目的ホールは杉集成材梁で12メートルのスパンを飛ばし、無柱の大空間を確保した。

渡良瀬林産 杉KD4面背割り柱増産

渡良瀬林産(栃木県佐野市)は、エノ産業の高温乾燥機2基を増設した。既存の4基の木材乾燥機と合わせて月間700立方メートルの杉・桧KD材生産を目指していく。杉4面背割り柱を高温乾燥機で供給する体制を整えていく。

アイカ工業 「名古屋R&Dセンター」稼働

アイカ工業(名古屋市)は1日、愛知県清須市の旧本社棟を「名古屋R&Dセンター(新技術棟)」にリノベーションし、稼働を始めた。これまで分散していた建装・建材事業関連の研究設備を集約、増強した。