2020年12月14日 No.2283号
2020年回顧㊤分野別に振り返るこの1年
コロナ禍で暗中模索、着工は前年比1割減
―国内相場弱さ続くも需給調整で乗り切る―
▽着工は前年比1割減で踏みとどまる
▽林野行政=コロナ対策で需要喚起、供給調整に奔走
▽建築行政=長期優良、瑕疵保険などを見直し
▽住宅=顧客ニーズへの対応力が試される
▽非住宅木造=ディベロッパーが木造へ動いた
▽国産材=供給絞れず過去最安値、出材で一転急上昇
▽米材=産地と国内市場のギャップ拡大、丸太、製品とも入荷減
▽欧州材=ユーロ価弱含み産地の日本向け供給意欲減退
▽ロシア材丸太・製品=現地挽き製材品は夏過ぎから入荷激減
▽ラジアタ松=需要大幅減も国内市場は値崩れ回避
▽合板=国産、市中価格値下がりもメーカー減産で歯止め
▽木質ボード=国内需要停滞し、販売伸び悩む
▽プレカット=着工1割減で工場間の強弱が表面化
▽南洋材=丸太入荷一段と減少へ
▽保存処理木材=需要苦戦、非住宅分野への活路見出す
▽木質建材=抗ウイルス市場の夜明け
▽非木質建材、住設=非木質建材、需要減がシェア争い招く
▽バイオマス、チップ=コロナ禍も稼働、燃料需要下支え
〈主要外材産地相場の2020年の推移〉
〈主要木材の3カ年価格推移〉
〈木材建材業界2020年の主な出来事〉
〈統計〉主要木材の入荷推移
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