No.1984号
木質ボードメーカー(MDF、HB、IB)㊤
内外産MDFで供給過剰感
フロア用は成長分野
MDF(中密度繊維板)の14年上半期(1~6月)需給は、国産が20万854㎥(前年同期比1.3%増)、輸入が34万6,604㎥(同0.4%減)と昨年並みになった。4月から消費税率が3%上乗せされたが、増税前の駆け込み需要で住宅関連資材の荷動きは活況となった。
ただ、おう盛な引き合いも今年3~4月頃までで、5月以降は反動減で失速した。繊維板や削片板などの木質ボードも、東日本大震災以降にフル生産体制となり、昨年も戸建て内装需要が堅調で国内メーカーはフル生産、輸入品も円安となったが高水準入荷が続いた。昨年の内外産MDF供給量は100万5,352㎥(同1.7%増)で、07年以来6年ぶりに100万㎥を超えた。今年上半期は昨年並みの生産・入荷ピッチで供給されており、需要に対して供給過剰感が日々強まっている。
肝心の需要面だが、首都圏マンション需要が良好で、来年もこの大都市中心に一段と活況になるという見込みだ。ただ、マンション需要のみでMDF需給を引っ張ることもできず、戸建て需要の落ち込みが徐々に顕在化して需給不均衡の要因を形作っている。目下、国内市況は厚物Uタイプで荷余り感が台頭している。国内メーカーも生産枠に余裕が出てきており、輸入品は円安で入荷抑制に働きだしている。
特集ではホクシン、大建工業、住友林業、ノダ、エヌ・アンド・イー、ニチハ、アキモクボードなどとアジア・オセアニアの状況を解説した。
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