2020年3月29日 No.2296号
2020年レビュー③集成材、NZ・チリ材、熱帯材
産地高、国内価格低迷のギャップ埋まらず
―集成材、輸入増も需要縮小で販価伸び悩む―
集成材
▽コロナ禍の市況混乱で内外産とも価格低迷
▽小断面=欧州産製品の輸入増えるも価格は苦戦
▽中断面=市況不安下でも国内産中断面は前年並み実績
▽大断面=内外産ともに大断面供給の縮小加速
NZ・チリ材
▽輸出低迷で問屋・梱包業者とも試練の1年
▽NZ国内挽き=コロナ禍で、受注大幅減
▽NZ中国向け=コロナ禍で、NZ丸太価格乱れる
▽チリ材=年間入荷はリーマン・ショック後並みの低水準
▽チリ産地企業=北米・中国筆頭に世界需要が急回復
熱帯材
▽丸太=大新合板撤退で丸太需要はより一層縮小
▽製品=移動制限と原材料価格の上昇に振り回される
<3月の国産材産地市況>外材高が波及、杉居所高に
<3月の外材産地価格>第2・四半期は歴史的高値
<統計>合板及び主要建材の供給推移
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