電子版ログイン

※会員の方はこちらから

 No.1840号

住宅資材物流最前線

めざすは低コストサプライチェーン
住宅、資材、運輸企業参入

住宅市場が110万戸台から80万戸台に減少し、市場が縮小していくなかで住宅資材の流通はかつてのような物量を維持できなくなっている。その傾向は特に地方市場で端的に現れており、大手住宅メーカーといえども1社で地方圏の資材流通網を独自に維持することはコスト的に厳しくなってきている。建材・住設メーカーも同様で、建築現場へ邸別に直送する仕組みはあっても、量が見込めない地域では物流を維持することが大きな負担になっている。

 こうした状況を打破すべく大手ハウスメーカーのなかでもミサワホームが幹線物流を共同化するCSカーゴを設立、住友林業が設立したホームエコ・ロジステックは幹線から先の小口邸別物流を共同化する事業を開始した。大手住宅メーカー、大手建材・住設メーカーも自前で物流を持つよりも3PL(サードパーティロジステックス=荷主でも運送会社でもない第三社的な物流代行)が必要とされる理由だ。

HOTTA、ホームエコ・ロジスティクス、CSロジスティクス、ナイスなどの取組みと関西、東海地区の状況をレポートした。