No.1830号
2011年3月期決算特集⑤木材専門商社
木材専業の機能発揮
―資材需要回復し、収益回復―
経常段階で好記録続出
素材、製品とも安定収益
日本製紙木材(東京都、岩渕正廣社長)、王子木材緑化(同、宮﨑治夫社長)、物林(同、野口隆幸社長)、住友林業フォレストサービス(同、倉光二朗社長)、江間忠木材(同、江間壮一社長)などの木材専業商社の11年3月期決算は概ね高収益を計上した。新設住宅着工戸数は前年比3%程度の増加にとどまったが、戸建ての持ち家、分譲住宅など総じて木造分野で戸数が増え、木材・建材全般にわたって需要も回復した。さらに、丸太、製材品、合板、建材などが総じて需給均衡に向かい、単価も上昇場面が続き売上高が増加した。すでに、リーマン・ショックに対応した経営再点検を済ませた会社がほとんどで、一定の売り上げが維持されれば利益が計上される経営構造に再編し、穏当な収益を計上できた。各社の業績を分析した。
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