No.1828号
2011年3月期決算特集③建材問屋
大手5社、4年ぶりに高収益率確保
合板市況が後押し
全国展開している建材大手問屋5社の11年3月期決算では、売上高が合計額8,003億6,900万円で、10年3月期の大幅な落ち込みからは回復基調に推移するなど、3年連続の売上高減少に歯止めをかける形となった。
しかし、リーマン・ショックによって失速した景気動向が反映された09年3月期の売上高の合計額8,173億900万円には到達しておらず、建材流通業者の景気が本格的に回復したとは言い難い状況だ。
利益面では、5社の売上高における経常利益率が0.88%と前期よりは0.37㌽改善した。ただし、建材大手問屋5社の売上高経常利益率は1~2%が通常と言われていたことからすると、07年以降1%を割り込んだ状態を続けており、需要の大幅な拡大が期待できない現況において粗利率の回復は、簡単にはいかないようだ。
JKHD=持ち株体制移行後は、売上高3番目の高水準
すてきナイスグループ=建材・住設牽引で4期振り増収
ジューテックHD=緊縮経営や住宅市場回復で利益率上昇
クワザワ=利益率向上で最終損益2年ぶりに黒字化
OCHIホールディングス=内部努力と需要回復の相乗で利益拡大
木材・プレカット=着工増受け増収基調
・大日本木材防腐=売上高200億円に迫る
・天龍木材=経常利益が大幅に改善
・名古屋木材=国産材・プレカット営業を強化
・セブン工業=減収で経常・最終とも赤字に
・兼松日産農林=特損計上で増収減益に
・ポラテック=生産坪数58万坪へ
・ハイビック=住生活G入り、業界に衝撃
<統計>米材、集成材
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