No.1812号
国産材素材供給の実態
需要増加に問われる供給安定性
昨年の国産材素材供給は林野庁が発表した主要木材の需給見通しの予想値を含めて前年比5.7%増になると予測した。このうち製材用が同2.9%増、合板用が同20.7%増と合板向けの伸びが大きい。ロシア材丸太の入荷減を国産材が補完した形になったが、合板需要が増加したときに、素材調達が活発化すると原木価格が高騰する一方で、素材供給は増加しないという状況を引き起こした。大手需要家の国産材志向が続くなかで、国産材は本当に頼りになる素材なのか。素材生産の状況を各地からレポートした。
記事ランキング
- 永大産業 PB単一基材のシートフロア開発
- プレイリーホームズ・江間忠木材・長谷萬 ビス不要の新デッキシステム
- 木材需要回復へ働き掛ける 万博と目指す方向性一致
- JKホールディングス コーワとオーシャンポリの事業譲受
- 福井県池田町 3200㎡の木造混構造平屋庁舎建設
- 吉貞高崎市場 国産アカ松LVL筋違の取扱開始
- 二ツ井パネル W・Rウッド小角の国内生産体制整備
- 7月の合板供給 内外産合計3ヵ月ぶり増加
- 二宮木材 機械等級JAS、月500~600㎥に
- 住友林業木材建材事業本部 25年12月期中間 建材系健闘も木材系は市況低迷で減益

日刊木材新聞社 木造社屋紹介動画