No.1806号
特集:2011年展望(中)需要分野別にみる11年
需要増に問われる供給力
国産材、外材ともに安定供給カギに
2011年の木材需要は前年比で増加しそうな状況だ。住宅着工は当面は前年を上回りそうで、前回紹介したアンケートでも平均で83万2,000戸の着工予測となった。これに加えて公共建築物木材利用促進法の施行やこれとは直接は関係ないものの民間の非住宅建築物も木造化されるものが増えてきている。戸建て分譲住宅を中心に堅調な需要に対して供給面はどうか。国産材、外材ともに安定供給可能な体制かが問われる年になりそうだ。主要産地、需要分野ごとの今年の展望をまとめた。
記事ランキング
- 住友林業 集成材メーカー3社とライセンス契約
- ハイビック 10~11月プレカット稼働が高水準
- 東京ボード工業 工場復旧は26年5月初見込み
- 林野庁 取適法施行控えガイドラインまとまる
- 10月の新設住宅着工 7ヵ月ぶりに増加
- 北関東の桧丸太・製品 直送材増加で土台取り下落
- 欧州材 繰返す対ユーロ最安値、仕入れコストに響く
- 熊谷組 木材現し利用の鉄骨部材「ドレスウッド」
- 三井ホーム 「MOCX WALL工法」初採用モデル
- 広島銀行 東広島市に純木造支店
日刊木材新聞社 木造社屋紹介動画

