No.1806号
特集:2011年展望(中)需要分野別にみる11年
需要増に問われる供給力
国産材、外材ともに安定供給カギに
2011年の木材需要は前年比で増加しそうな状況だ。住宅着工は当面は前年を上回りそうで、前回紹介したアンケートでも平均で83万2,000戸の着工予測となった。これに加えて公共建築物木材利用促進法の施行やこれとは直接は関係ないものの民間の非住宅建築物も木造化されるものが増えてきている。戸建て分譲住宅を中心に堅調な需要に対して供給面はどうか。国産材、外材ともに安定供給可能な体制かが問われる年になりそうだ。主要産地、需要分野ごとの今年の展望をまとめた。
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