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2022年4月11日 No.2346号

2021年レビュー③欧州材、集成材、NZ・チリ材、熱帯材

欧州・NZ、ウッドショック激震地
―世界の木材需要に日本翻弄される―

欧州材
▽欧州材各製品で入荷減でウッドショック誘引
▽羽柄材=欧州・北米に供給軸足移り日本向け減少
▽ラミナ・原板=上期の供給激減でメーカーの工場稼働低迷
▽産地動向=供給の軸足は需要おう盛な欧米・中国へ
集成材
▽秋以降に生産回復もコロナ禍前水準に戻らず
▽小断面=Wウッド集成管柱5,000円(本)の衝撃価格
▽中断面=Rウッド平角最高値は年初比3倍に
▽大断面・CLT=都市型木造対応で耐火認定取得の動き加速
NZ・チリ材
▽内外産価格とも最高値
▽NZ国内挽き=需要低迷のなか仕入れコスト急上昇
▽チリ材=中心値、初の5万台突破に衝撃走る
▽中国向け動向=世界の供給図変化でNZ丸太に引き合い
▽産地動向=活発な世界需要で産地価格強含む
南洋材
▽丸太=最大需要家の事業停止で入荷7割以上減
▽製材・中国製品=原材料価格上昇で値上がり続く
<2月の新設住宅着工>持ち家2カ月連続で2万戸割れ

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