2022年9月12日 No.2366号
国産材製材工場の増産投資㊤(東日本編)
ウッドショック契機に乾燥機や加工機増設
―中規模工場の供給力の底上げに―
▽東日本で中堅規模工場の厚みます
機械
▽国内・製材機械=増産の潮流で機械需要増加
▽輸入・製材機械=欧州の投資意欲も過熱
▽乾燥機・バーカー=板もの乾燥機が増加
▽国産材KD化=KD率40%も品目や地域でばらつき
企業別
▽協和木材=ウッドショック直前に大幅増産投資
▽トーセン=大径材活用の工場を建設
▽二宮木材=能力増強で生産2割増へ
▽門脇木材=杉大径材量産ラインの先駆け
▽けせんプレカット事業協同組合=山から建て方まで一貫体制を整備
▽サトウ=23年にフリッチ再割の製材ライン
地域別
▽北海道=ラミナなど建築材生産を考慮した取り組み多く
▽東北=杉大径材の量産へ道筋
▽関東=相次ぐ設備投資、KD材拡販へ
▽信越=乾燥機で設備投資進む
▽北陸=製材品の内製化見据えて製材事業を強化
<7月の新設住宅着工>総数、床面積とも3カ月連続前年割れ
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