2023年4月17日 No.2395号
国産材2×4製材
外材偏重リスク高まり、活用加速
ーSPF価格下落で問われる価格競争力と安定供給ー
▽SPF一辺倒に危機感、調達先の多様化模索
▽カナダ・欧州材2×4製材=SPF入荷量はピーク比半減、価格暴騰が影響
▽国産材2×4製材=2年間の需要堅調で生産量増加
<住宅会社>
▽複数の集荷エリアで安定調達・輸送合理化
<コンポーネント会社・メーカー>
▽三菱地所住宅加工センター=加工比率高まる非住宅にも採用
▽ウイング=国産材組み込んだパッケージ商品で活用推進
▽津田産業=安定供給へ調達先を分散
▽ユニックス=子会社通じスタッド等に杉活用
▽ランバーテック=非住宅での利用拡大を期待
▽瑞穂木材=地元カラ松で2×10材受注生産
▽さつまファインウッド=杉2×4製材、過去最高の4万㎥に到達
▽協和木材=杉スタッド軸に年産2万㎥超える
▽けせんプレカット事業協同組合=杉2×4製材で月間1,000㎥供給能力
▽小井土製材=非住宅向け物件で生産伸ばす
▽秋田県下の製材工場=製材輸出やトラス向け生産で拡充
<地域別>
▽北海道=ウッドショック契機に国産材2×4製材の流れ
▽四国=杉、桧で2×8、10など幅広材も対応
▽九州=佐伯広域森組が枠組壁工法用製材JAS取得へ
<統計>
▽主要外材の入荷推移
記事ランキング
- 8月の住宅会社受注 高価格帯は受注安定
- 丸玉木材 11月から3ミリ厚リフォーム用フロア生産
- 業界初 サウナとシャワールームを1坪にユニット化 ハウステックとSMB建材共同開発で
- ダイリFPC 国産材2×4製材工場が11月稼働
- OCHIホールディングス 弓田建設を子会社化
- 8月の新設住宅着工 持ち家、分譲とも低水準続く
- 台風11号でベトナムに山林被害
- 住友林業 インドネシアでペレット事業参入
- 2023年木材需給 燃料材増も総需要量は3年ぶり減少
- ライフデザイン・カバヤ CLTを住宅の耐震壁に利用
日刊木材新聞社 木造社屋紹介動画