電子版ログイン

※会員の方はこちらから

2023年5月22日発行 No.2399号

木質バイオマス発電所

乱気流の中のエネルギービジネス
―12年目のFIT、問題山積―

▽物価上昇や燃料材集荷難航で競争激化

<燃料材価格>

▽東日本=燃料需給は地域間で温度差

▽西日本=未利用材丸太不足、競争に拍車かかる

<企業別>

▽住友林業=11月に6カ所目稼働、25万㎾規模へ

▽レノバ=今期に4発電所が営業運転開始へ

▽中国木材=自立に向けバーク等燃焼技術の習得を目指す

▽真庭バイオマス発電=集成材減産で稼働率低下

▽グリーン・サーマル=4拠点目は来年2月に運転開始

▽フォレストエナジー=CHPのメンテナンス事業を強化

▽津軽バイオマスエナジー=モミ殻をPKS代替に

▽花巻バイオマスエナジー=廃棄物処理で地域資源を循環

▽大仙バイオマスエナジー=林地残材の有効活用に尽力

▽酒田バイオマス発電所=強い原料調達力が生きる

▽トーセングループ=チップ供給拠点を整備

▽福島平田村バイオマスパワー=丸太調達強化、チップ増産図る

▽苫東バイオマス発電所=25年に輸入木質ペレットとPKSで稼働

▽勇払バイオマス発電所=チップ使用の国内最大級のバイオマス専焼発電

▽グリーンエネルギー北陸=寒冷地で燃料コスト上昇一段と響く

▽岐阜バイオマスパワー・バイオマスエナジー東海=チップ用材の集荷難化しコスト高

▽美濃加茂バイオマス発電所=木質燃料の集荷体制を強化

▽エフビットコミュニケーションズ=次世代型ハウス併設でパプリカ生産

▽エフオン新宮=地元で山林所有し、事業の強化図る方針

▽有田川バイオマス発電所=熱電併用の小規模バイオマス

▽内子龍王バイオマスエネルギー=ペレット生産コスト上昇への対策を

▽兵庫パルプ工業=製紙用と燃料用に低質材使用

▽ウッドワンバイオマス発電所=出力抑制と燃料高のダブルパンチ

▽さつま町バイオマス発電所=多様な原料受け入れ安定稼働につなげる

▽日本製紙八代工場=調達苦戦で集荷量減も視野に

▽大分バイオマスエナジー合同会社=輸入材高騰で国産材の割合高める

<統計>主要外材の入荷推移

記事ランキング

日刊木材新聞社 木造社屋紹介動画