2024年3月11日発行号 No.2436号
2023年レビュー①米加材、欧州材
輸入量、近年まれにみる大激減
―実需不振と円安で成約絞る―
<米加材>
▽製材入荷量、約60年前の水準まで減少
▽丸太=3年ぶりに入荷量200万㎥を下回る
▽製材=国内挽きや欧州材との価格競争で苦戦
▽カナダ沿岸=製材、高値回避で代替材への転換加速
▽カナダ内陸=SPF製材入荷量、減少傾向収まらず
▽米国西海岸=米松丸太は需要減速で前半値下がり続き、入荷も減少
▽中国向け=製材は昨年比大幅増、丸太はほぼ横ばい
<欧州材>
▽針葉樹製材、24年ぶり200万㎥割る
▽羽柄材=大量入荷から一転、仕入れ絞る展開
▽ラミナ・原板=在庫消化優先、供給調整長引く
▽産地企業=世界的な木材市況低迷や記録的円安に苦戦
<1月の新設住宅着工>単月着工戸数が6万戸割れ
記事ランキング
- 院庄林業 集成材工場で火災
- 国産針葉樹合板 8月末から大口向けで下落
- 中国木材 ドライ・ビーム主力サイズ5000円値下げ
- 国産材製品 杉柱少なめ、製品出荷量増加
- 主要プレカット会社 繁忙期控え受注回復するか
- 北関東ウイング オール国産材の木造倉庫建設
- ロシア産アカ松タルキ輸入製材品 国内価格おおむね横ばい
- 鹿島建設 建物のライフサイクル全体のCO₂排出量測定
- ケイアイスター不動産 北海道に初進出
- 輸入南洋材合板 円高も現地通貨高で産地値上げ
日刊木材新聞社 木造社屋紹介動画