2024年3月18日発行号 No.2437号
2023年レビュー②集成材、ロシア材、NZ・チリ材、熱帯材
入荷減少も品不足の危機感薄い1年
―在庫過多の解消が優先課題に―
<集成材>
▽輸入構造用集成材、13年ぶり低水準
▽小断面=輸入品4割減、夏場から品薄続く
▽中断面=米松製材の代替需要で秋口から需要急回復
▽大断面・CLT=国内産、万博特需で生産倍増
<ロシア材>
▽グレードごとの在庫調整に時間かかり、販売不振
▽輸入製品=流通在庫の過剰感で荷動き鈍化
▽原板再割製材=需要停滞のなか、在庫の消化に苦慮
▽産地企業動向=ウクライナ侵攻による経済制裁、経営体力を圧迫
<NZ、チリ材>
▽円安にあえいだ一年
▽NZ国内挽き=中国経済低迷で梱包需要不振続く
▽チリ材=問屋は産地価格上昇と円安に苦しむ
▽NZ丸太の中国向け動向=NZからは安定した輸入量
▽チリ産地企業動向=供給面ではタイトな状況続く
<熱帯材>
▽南洋材丸太=鉄鋼向け台木が底堅く需要維持
▽南洋材・中国製品=産地価格高止まりで、為替次第の荷動き続く
<統計>米材需給・主要外材入荷
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