2024年9月30日発行号 No.2463号
2024年決算期企業
住宅着工減が直撃、収益確保困難に
―事業分野の多様化で補う―
▽新築需要低迷で減収減益が相次ぐ
▽住友林業=利益は軒並み、過去最高を更新
▽住友林業木材建材事業本部=中間期連続して減収減(経常)益
▽住友林業フォレストサービス=単価の落ち込みを数量で補う
▽タマホーム=注文住宅の引渡棟数減響き経常利益減少
▽ウッドフレンズ=戸建て住宅販売減少で赤字幅拡大
▽シー・エス・ランバー=営業利益率10%台維持
▽三協立山=窓事業好調も地震被害で赤字に
▽日本ハウスホールディングス=決算期変更、季節要因響き住宅受注伸びず
▽ファースト住建=減収減益で苦戦
▽北恵=施工付販売など重点営業堅実
▽ノダ=繰り延べ税金資産の取り崩しで赤字
▽オービス=梱包不振、用途開拓を進める
▽大倉工業建材事業=住宅着工減が広く製品に影響
▽日本アクア=労務費上昇などで経常益38%減
▽ノーリツ=付加価値商品の販売台数減少
▽安江工務店=リフォーム事業堅調で増収に
▽ジョイフル本田=木材・建築資材不振も新規出店効果で増収
<9月の国産材産地市況>製材工場の手持ち在庫減少、良材中心の仕入れ
<9月の海外産地価格>産地の供給姿勢は消極的、輸入合板は上げ唱え
<統計>主要外材の入荷推移
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