2024年10月14日発行号 No.2465号
チップ業者の原料事情
拡大する需要に供給後手
―設備投資や調達網拡充に乗り出す―
▽燃料用と製紙用で原料争奪
▽燃料用チップ=間伐材針葉樹チップ価格がゆるやかな上昇
▽製紙用チップ=住宅着工減で背板チップ調達難
▽木質ボード用チップ =他用途の競合や運送費などで内外価格上昇
▽木材開発=原料と物流機能の安定確保が最大課題
▽三津橋産業=富良野工場を一新し生産量を高める
▽丹治林業=素材生産機能を持つためチップ生産を生かす
▽北日本索道=製紙、燃料用とも供給力拡充
▽北秋容器=隣接地に発電所稼働も安定供給は継続
▽曽我産業=燃料用チップ事業で地元経済活性化へ
▽遠野興産=福島県内外に事業所展開、調達エリア拡大
▽アメリカ屋=年間4万㎥の素材生産力で山から原木調達
▽ノーリン=省人化進むもチップ生産量安定
▽小出チップ工業=製紙用と燃料用の値差縮小
▽渋川県産材センター=外壁用チップ供給も開始
▽沼田機業=機械を独自開発
▽トーセン=林地残材の回収に着手
▽フルハシEPO=大型投資で取扱量拡大へ
▽名古屋港木材倉庫=産業用ボイラー向けほかにチップを供給
▽丸信木材工業=6月に工場の設備を総入れ替え
▽今治加工=発電所向けチップ供給が増える
▽スサチップ工業=需要は旺盛、枝葉で燃料増産へ
▽飯森木材=一般材も引き受け建廃材を補完
▽日本フォレスト=燃料用チップを広域供給
▽南栄=発電燃料用チップ供給力にも高い評価
<統計>米材需給・集成材入荷
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