2018年12月17日 No.2187号
2018年回顧(上)樹種・産業別で振り返るこの1年
適温経済下でのコスト高
―外材供給に変化も国内需給見合う―
供給側の論理は通らず
林野庁=森林環境税と新管理システムの準備進める
国交省=安心R住宅制度を運用開始
住宅=貸家の微減傾向続く
非住宅木造=高層木造へ関心高まる
環境対応=省エネ利点打ち出せず普及に天井感
国産材原木=夏場から品薄続き、秋には全面高に
国産材製品=住宅着工減も非住宅と輸入材高騰で需要堅調
米加輸入製品=北米製材市況急反落でコスト転嫁進まず
米松丸太=コストピーク続くも年末にかけて大幅下落
欧州材 構造用集成材=Wウッド間柱は供給調整で底入れ反発へ
ロシア材=市況は迫力に欠け荷動き・価格こう着
NZ・チリ材=需要安定したチリ材がシェア伸ばす
国産合板=メーカーが建値堅持し、市中価格の崩れを回避
輸入合板=産地と国内の価格差埋まらず
木質ボード=メーカーの機械トラブルや自然災害により供給に混乱
プレカット=需要のピーク実感できず不発の印象
熱帯材=サバ州止まり、PNGが補完
保存処理木材=集成材、合板、LVLのJAS化進める
木質建材=値上げ難航、国産材化進む
非木質建材・住設=住宅向け低迷、非住宅向けが明暗分ける
木質バイオマス・チップ=新設発電所が順次稼働へ
<外材産地相場推移>
<主要価格推移・3年間>
<木材建材業界2018年の主な出来事>
<統計>米材需給、集成材入荷
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