2019年1月28日 No.2191号
2019年 資材別供給展望
輸入材全面高に変調の兆し
―合板は国内新工場が出揃う―
国内、国外とも木材関税に動き
国産材丸太(製材、合板向け)=製材用、小径木中心に品薄長期化
国産材丸太(輸出、バイオマス向け)=下級材需要がおう盛、供給総量の増加を
米材丸太=製材用丸太は値上がり前水準へ
米材製品=コスト競争力回復も当面は在庫損の恐れ
欧州材=中欧の丸太不足で間柱は最高値圏も供給増えず
集成材=需給調整は一巡、底入れ反転に期待感
輸入合板=産地価格の上昇続く
国産合板=2工場新稼働も人手や原木の確保に課題
ロシア材=製材品・国内挽き向け丸太とも高値維持
熱帯材=マレーシアの動向読めず
梱包材=中国、NZ丸太を重視
木質ボード=品目により温度差
木質建材=運送費上昇で収益減続く
石膏ボード・サイディング=今夏ピークに非住宅向け好調続く
断熱材・開口部・エクステリア=断熱材は需給均衡、需要の平準化が焦点に
住設機器=リフォーム需要の取り込みがカギ
<1月の国産材産地市況>出材回復地域増える
<1月の外材産地相場>北米産地市況は底値感
<統計>合板及び主要建材の供給推移
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2020年10月に完成した弊社新社屋は、条件を満たせば都市部でも木造らしさを発揮できる準延焼防止技術適合基準(技適)の木造3階建て。三角桝格子やCLTの吊り天井が特徴となっています。
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