2019年8月12日 No.2218号
特集盆明け市況展望
まだらな需要に資材販売の力強さ欠く
―反動減回避には期待感も―
▽駆け込みピーク過ぎ、秋需見通しは不透明
分野別
▽住宅=増税反動減で受注が減少傾向に
▽米材丸太・製材=国内挽き米松製材は丸太価格下落で競争力
▽国産材丸太=新工場周辺地域の需給動向に注目
▽国産材製品=原料充足も需要への不安広がる
▽構造用集成材=輸入製品の入荷コスト下がり先安観強まる
▽欧州材=WウッドKD間柱の港頭在庫増加を不安視
▽国産合板=堅調な荷動き続く
▽輸入合板=入荷低水準で推移も市況は停滞
▽木質ボード=ほとんどの品目で荷動きに一服感
▽ロシア材=アカ松タルキはないもの高が継続
▽NZ・チリ材=輸出梱包の落ち込みが長引く
▽南洋材=PNG産の入荷安定も先行きは警戒感
▽バイオマス=燃料用丸太は潤沢、輸送費改定で苦戦
▽木質建材=7月から出荷上向く
▽非木質建材=秋需前に期待感も値上げムード薄く
地域別
▽北海道=住宅以外にも好調な建設需要が続く
▽東北=岩手で貸家住宅需要に期待
▽関東・プレカット=高水準の稼働続く
▽首都圏木材市売=ロシア材アカ松KD材高値天井圏
▽中部=地域経済は良好、増税前の仮需に期待
▽関西・四国=新築住宅需要、大幅に落ち込まず
▽中国=職人不足で好調維持
▽九州=福岡で貸家落ち込む
〈6月の新設住宅着工〉7カ月ぶりに8万戸超える
記事ランキング
- ケイテレ・ウッド・プロダクツ 集成材工場の生産能力を半減
- 山西 初のM&A、外装材部門拡充へ
- 国産針葉樹合板 東西メーカー、来年1月から値上げ
- 11月の住宅会社受注 前年超え目立つ
- タケエイ 東金市内の木質バイオマス発電見直し
- 大阪・関西万博チェコパビリオン ガラスとCLTの5層建築
- 朝日銘木 品質管理をDX化
- 広島市 広島城そばに木造商業施設
- 空知チャリティー100キロウォーク、終了
- YKK AP 窓、エクステリア値上げ
日刊木材新聞社 木造社屋紹介動画