2020年4月20日 No.2251号
接着剤
“貼る、つなぐ”で木材工業化進展
―原料の環境配慮ニーズ高まる―
▽木材の利用拡大とともに発展してきた接着剤
▽原料=相次ぐ原材料価格の高騰でメーカー対応に苦慮
▽開発=脱石油依存のなかで商品開発進む
用途
▽合板・木質ボード・LVL=合板は使用樹種に合わせて接着剤も変化
▽集成材・CLT=接着面の美観と低コストで水ビ系に需要
▽フローリング=VOC対応製品増え指定利用は少なく
▽GIR=エポキシ樹脂の硬化特性を利用
企業
▽オーシカ=接着剤と木材への知見生かし、多種多様な商品を開発
▽アイカ工業=樹脂合成をコア技術に多軸展開
▽J-ケミカル=大豆由来タンパク質の活用も検討
▽サンベーク=フェノール樹脂の長年の蓄積を活かす
▽DIC北日本ポリマ=原料価格高騰で樹脂値上げ
▽光洋産業=ベトナムの生産能力を拡大
▽コニシ=フロア基材用接着剤が出荷伸ばす
▽オート化学工業=環境負荷を考えた接着剤作り
〈統計〉主要外材の入荷推移
記事ランキング
- 輸入南洋材合板 現物価格引き上げの動き加速
- 関東の国産材製品 杉柱角が代替需要で品薄感
- フェンス材不振も内需に食い込む 中国向け杉丸太、輸出価格回復
- ウエストフレーザー 来春めどにハイレベル工場OSB生産停止
- 10月の合板供給 国産出荷は今年最高
- 八戸市で震度6強、操業への影響なし 落下物、荷崩れの整理に追われる
- 齋藤木材工業 カラ松ラミナの外販開始
- タカマツハウス 1億円超の建売販売比率50%に
- ミヨシ産業 羽柄加工機更新、合板はロボット付き増設
- 幸の国木材工業 工場生産の多能工化進める
日刊木材新聞社 木造社屋紹介動画

