カナダの製材大手であるインターフォーは米国南部への投資を拡大する。2021年までに総額3億500万ドル(1ドル112円換算で341億円)を投じ、米国南部の年間製材生産能力を4億2,500万BF(70万立方メートル)増やす。
広川町立下広川小学校を県産材で整備
福岡県の広川町立下広川小学校(八女郡)が構造材に同県産集成材を活用した木造2階建てで整備された。地域交流施設と一体となっている。多目的ホールは杉集成材梁で12メートルのスパンを飛ばし、無柱の大空間を確保した。
渡良瀬林産 杉KD4面背割り柱増産
渡良瀬林産(栃木県佐野市)は、エノ産業の高温乾燥機2基を増設した。既存の4基の木材乾燥機と合わせて月間700立方メートルの杉・桧KD材生産を目指していく。杉4面背割り柱を高温乾燥機で供給する体制を整えていく。
アイカ工業 「名古屋R&Dセンター」稼働
アイカ工業(名古屋市)は1日、愛知県清須市の旧本社棟を「名古屋R&Dセンター(新技術棟)」にリノベーションし、稼働を始めた。これまで分散していた建装・建材事業関連の研究設備を集約、増強した。
タカラスタンダード プラスチック成型品製造の子会社設立
タカラスタンダード(大阪市)はプラスチック製品の製造などを展開するDIC化工(滋賀県湖南市)が会社分割で設立を予定する新会社の全株式を取得し、子会社化する。子会社はタカラ化工とし、資本金は1,000万円。
北米製材市況、15種平均が続落
北米製材市況は9月最終週の構造材15種加重平均価格が前週比18㌦安(前年同期比31㌦安)の405㌦となり、年初来の安値を更新した。
ヤマダホームズ 2000棟規模の住宅会社誕生
1日付でヤマダホームズ(群馬県高崎市)が誕生した。ヤマダ電機100%子会社だった旧ヤマダ・エスバイエルホームと旧ヤマダ・ウッドハウスが合併。現時点で合計約2000棟規模のハウスメーカーとなる。
佐藤木材工業 パクトビーム、非住宅物件への利用推進
佐藤木材工業(北海道北斗市)は、タツミのテックワンP3プラスを利用した「キングポスト・トラス」と、共同開発した平行弦トラス「パクトビーム」の2種のトラス展開で、非住宅分野の木造需要に対応している。
院庄林業 FJ機更新し生産性向上
院庄林業(岡山県津山市)はこのほど構造用集成材を製造する岡山工場の生産性向上に向け、ラミナのフィンガージョイント(FJ)設備の一部を更新した。
中国木材 3期連続の増収増益
中国木材(広島県呉市)の65期の業績は売上高1084億5200万円(前期比7.3%増)、経常利益85億7400万円(同8.0%増)と、3期連続の増収増益となった。