2020年8月31日 No.2268号
小規模バイオマス利用の再点検
―地域資源をどう活かすかー
▽発電と熱で導入進む
発電主体
▽北海道バイオマスエネルギー=燃料集荷・ペレット生産を増強、当別町に輸送
▽タクミ電機工業=実績あるガス化発電設備に期待
▽気仙沼地域エネルギー開発=地域通貨や自伐林業家育成塾森のアカデミーを展開
▽那珂川バイオマス発電所=燃料集荷体制構築、チップ事業拡大
▽たむら=自前のチップは水分率10%以下
▽信州ウッドパワー=30㌔圏内集荷の最適規模発電
▽松阪木質バイオマス熱利用協同組合=蒸気を食用油製造に供給
▽飛騨高山しぶきの湯バイオマス発電所=売電と温浴施設への熱販売を確立
▽エフビットコミュニケーションズ=次世代ハウスに小型木質バイオ発電活用
▽フォレストエナジー=2段構えの熱利用システム
▽新見バイオマスエナジー発電所=広葉樹未利用材も燃料に
▽くしま木質バイオマス=収益多角化へ燃焼灰、ペレットを外販
熱主体
▽岩手県住田町=収集施設整備、生チップ利用が課題
▽久慈バイオマスエネルギー=広葉樹チップで熱量確保
▽会津森林活用機構=熱導管ループで地域内エコシステムを計画
▽福井県あわら市=温泉で安定した熱需要
▽西粟倉村=熱電で地域分散型を志向
▽福岡県北九州市=地域バイオマスの安定供給へ検討会設置
〈8月の国産材産地市況〉出材減で持ち直し
〈8月の外材産地価格〉北米市場価格が暴騰
〈統計〉合板及び主要建材の供給推移
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